かむがふ Log

伸びる時が来ると信じて努力する

ライバルの2人がいると、ある時期にAさんがグッと伸びて差がついたと思ったら、しばらく経つとBさんが急に伸びて追いついたり追い越したりする、そんなケースをたくさん見てきました。成長のタイミングは人それぞれでいつになるかはわからない、できることはそれが来ると信じて努力を続けることです。 — かむがふ (@KamugafuShogi) September 20, 2023 この教室を運営していて、たくさ […]

興味を拡げる

得意な戦法や指し方を持つのは良いことですが、幅広い戦法や指し方に興味を持ってほしいと考えています。知識や経験が偏りすぎるのは行き詰まる可能性が高いです。その時、最も良質かつコスパの高い学習題材は「将棋世界」「将棋フォーカス」「NHK杯」です。ネットの情報は、自身の興味に縛られます。 — かむがふ (@KamugafuShogi) September 5, 2023 私が思う将棋の面白さ、かつ、難し […]

読みの速さと正確さ

「藤井聡太さんの強さは何ですか?」「読みの速さと正確さです。」 先日、藤井聡太さんとも対局経験のあるプロ棋士とお話する機会があり、ストレートに質問してみたところ、このような回答が返ってきました。 読みの”速さ”と”正確さ”とは何でどのような意味があるのか、私なりに考察したいと思います。 まずは、言葉の定義からです。 読みの”速さ”とは、手を読むスピードのことで、頭の回転の速さ、とも言えます。将棋に […]

夏の振り返り

この2週間、倉敷王将戦全国大会の前日のリアル教室、夏休み特別練習会(教室のイベント)、奨励会入会試験練習会で3日間丸1日将棋を指していたからか… 嵐のように過ぎ去っていきました。あまりに慌ただしかったので、一昨日鰻を食べて元気を付けたところです! この2週間、並行して大会ラッシュでした。全国大会に出場した子、遠征して出場した子が多くいました。本当にお疲れさまでした。今週末の小・中学生女子名人戦、本 […]

どんな状況でも勝ち切ってこそ真の実力

「切れ負けで、優勢な将棋だったものの相手の王手ラッシュで時間が切れて負けてしまった。将棋の内容とは全く関係のない要素での負けをどのように受け止めたらよいですか?逆の立場だったら同じことをしますか?」 先日、このような質問を受けました。 -時間の都合で急に持時間が変更される-運営が自身に納得できない裁定を下す-着手の有無などで相手ともめる-相手が延々千日手を目指して抽選による勝敗の決定を狙ってくる- […]

実力を出し切る

明日から8月です。 倉敷王将戦、小・中学生女子名人戦、文科杯、中学生選抜選手権、高校選手権、高校竜王戦の全国大会、さらに、駒姫名人戦や中学生王将戦、名古屋城こども王位戦などの大きな大会、そして奨励会入会試験も控えています。 そこで、今回は大一番で実力を出し切るために押さえるべきポイントについて書きます。 緊張と上手く付き合う 個々の性格にもよりますが、大きな対局を前にする時、緊張は避けられません。 […]

夏休み

つい最近、新学期が始まり進級進学したと思ったら、あっという間に7月下旬になりました。今週来週から夏休みがスタートする子が多いと思います。 このブログの読者は、夏休みに将棋を指すのを上達したいと思っている親子が多いと認識しています。そこで今回は、夏休みのスタートにやってほしいこと、気を付けてほしいことを書きます。 目標の設定 まずは目標を決めましょう! 大会での優勝/入賞、道場での昇級/昇段、インタ […]

持時間の使い方

最近、受講生とやり取りする中で、持時間の使い方についてお伝えする機会が何度かありました。これまであまり書いてこなかったテーマなので、ブログにしたいと思います。(有段者向けです。) まずはじめに、持時間を使う目的は、読みを頭の中にためていくことです。枝葉でさまざまな変化を読み、形勢判断をすることで、上手くいく変化、いかない変化が頭に少しずつ蓄積されていきます。その結果、良い手、悪い手を感覚的に理解で […]

学習の広さと深さ

「広く勉強した方が勝てる。狭く一点に絞り込むとバラつきが出る。苦手なジャンルの時に一方的な負け方をしてしまう。」 先日開催されたマイナビ女子オープンチャレンジマッチの中継で、解説を担当された井出先生がこのようなことを仰っていました。(実際の映像は、上の動画の1:27:16~ 2分程度ご確認ください。クリックすると該当シーンから開始されます。) 今回はこの話について、私が思うことを書きます。 冒頭の […]

My将棋学習法

最近のブログは抽象的な話ばかりで、パンチ力に欠ける、という指摘をもらったので、今回は学習法について具体的に、かつ、マニアックに書きたいと思います。 将棋学習で押さえるべきポイント詰将棋練習法 一般的な学習法については、上記の通りこれまで何度も書いてきたので、今回は私の学習法についてご紹介します。 脳内詰将棋 Tweetしているのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、5月中旬から1万歩のウォー […]