どんな状況でも何とかする

昨日は大阪でリアル教室でした。ご参加いただいた皆さまありがとうございました!

参加者の親子とお話ししたことを踏まえて、大阪から名古屋に移動する新幹線の車内で、この教室のセールスポイントについて改めて考えてみました。

今は優れた教室や指導者が溢れており、盤上の技術や教え方で特別な何かを提供しているわけではありません。教室の仕組みも特別なものは何一つなく、模倣も可能です。

自信を持って誇れることがあるとすれば、私自身が、どんな状況でも何とかする、という気持ちを切らさずに運営していることだと考えています。

どんな状況でも何とかする、とは、

-サービスレベルを一定の水準以上に保つ
-サービスを止めない
-個々の望む棋力に引き上げることができるようできる限りの努力する

などです。

この気持ちの重要性を学んだ出来事を2つ紹介します。

1つ目は、学生王座戦(大学の団体戦)です。1年毎にメンバーが変わる大学将棋は1回限りの勝負で、できる限りの努力を重ねて理屈抜きで結果を残す、という考え方や行動について学びました。

2つ目は、永瀬前王座との対局です。永瀬先生が奨励会有段者~四段まで15局程度盤を挟んだ時、絶対に将棋を上手になるんだ!上手にならないという選択肢はないんだ!という真っすぐな気持ちを盤の向こう側から感じ取れました。

この2つの経験が、この教室の運営に活きています。

これは、将棋に限らず、人生で夢中になってやり遂げたい何かが目の前に現れた時、必ず求められる気持ちだと思っています。

そのセールスポイントだけは失わないように、これからもこの教室を運営していきたいですね。