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思考行動習慣

興味を拡げる

得意な戦法や指し方を持つのは良いことですが、幅広い戦法や指し方に興味を持ってほしいと考えています。知識や経験が偏りすぎるのは行き詰まる可能性が高いです。その時、最も良質かつコスパの高い学習題材は「将棋世界」「将棋フォーカス」「NHK杯」です。ネットの情報は、自身の興味に縛られます。 — かむがふ (@KamugafuShogi) September 5, 2023 私が思う将棋の面白さ […]

どんな状況でも勝ち切ってこそ真の実力

「切れ負けで、優勢な将棋だったものの相手の王手ラッシュで時間が切れて負けてしまった。将棋の内容とは全く関係のない要素での負けをどのように受け止めたらよいですか?逆の立場だったら同じことをしますか?」 先日、このような質問を受けました。 -時間の都合で急に持時間が変更される-運営が自身に納得できない裁定を下す-着手の有無などで相手ともめる-相手が延々千日手を目指して抽選による勝敗の決定を狙ってくる- […]

実力を出し切る

明日から8月です。 倉敷王将戦、小・中学生女子名人戦、文科杯、中学生選抜選手権、高校選手権、高校竜王戦の全国大会、さらに、駒姫名人戦や中学生王将戦、名古屋城こども王位戦などの大きな大会、そして奨励会入会試験も控えています。 そこで、今回は大一番で実力を出し切るために押さえるべきポイントについて書きます。 緊張と上手く付き合う 個々の性格にもよりますが、大きな対局を前にする時、緊張は避けられません。 […]

夏休み

つい最近、新学期が始まり進級進学したと思ったら、あっという間に7月下旬になりました。今週来週から夏休みがスタートする子が多いと思います。 このブログの読者は、夏休みに将棋を指すのを上達したいと思っている親子が多いと認識しています。そこで今回は、夏休みのスタートにやってほしいこと、気を付けてほしいことを書きます。 目標の設定 まずは目標を決めましょう! 大会での優勝/入賞、道場での昇級/昇段、インタ […]

持時間の使い方

最近、受講生とやり取りする中で、持時間の使い方についてお伝えする機会が何度かありました。これまであまり書いてこなかったテーマなので、ブログにしたいと思います。(有段者向けです。) まずはじめに、持時間を使う目的は、読みを頭の中にためていくことです。枝葉でさまざまな変化を読み、形勢判断をすることで、上手くいく変化、いかない変化が頭に少しずつ蓄積されていきます。その結果、良い手、悪い手を感覚的に理解で […]

結果が出なかった時こそ前向きに

4月から、倉敷王将戦、中学生選抜選手権、小・中学生女子名人戦、高校選手権などたくさんの大会や研修会が開催され、この教室からもたくさんの子が出場しました。今回は、その中で思うような結果が出なかった子に対して2点お伝えしたいと思います。 結果が出ないのはむしろ成長のチャンス まず初めにお伝えしたいのは、結果が出ないのはむしろチャンスだということです。負けたのには必ず自分自身の何かに原因があり、負けた時 […]

ソフト指しは誰にでも起こる

【NHKニュース】将棋「学生名人戦」 優勝者が対局中にAIアプリ使用 失格に 先週末に開催された「第79回学生名人戦」で、優勝した学生が対局中にAIを使用していたとして、大会規定違反で失格となりました。 学生名人戦は、大学生の大会の中で最も歴史があり、大学生の日本一を決めるだけでなく、優勝特典である「朝日杯将棋オープン戦」の出場権もかかった重要な大会です。 大学生の時、心血を注いで学生名人を獲得し […]

真似てほしい藤井七冠の姿勢

昨日、藤井聡太さんが名人を奪取し、史上最年少で名人を獲得するとともに、二人目の七冠になりました。 私が将棋を始めたのは、羽生善治さんが七冠全冠制覇にチャレンジしていた最中の羽生ブームで中学校の休み時間に将棋を指すのが流行ったことがきっかけでした。藤井聡太さんが現れるまで、二度と見ることはないと思っていた七冠を再び観られるかもしれない思い、昨日はAbemaTVにかじりついて対局を観戦していました。 […]

大会のルールについて思うこと

現在、倉敷王将戦や中学生選抜選手権、高校選手権のシーズンで、毎週のように受講生から大会の結果の報告を受けます。 今回のブログでは、その報告の中にある大会のルールについて思うことを書きます。 ルールの平準化(大前提として、大会を運営いただくのは大変ありがたく、運営される方には頭が上がりません。その上で…) 各都道府県でルールがバラバラなことにいつも驚きます。 持時間 : 「一定時間経過後の秒読み」「 […]

チャンスは一瞬

ありがたいことにこの教室には日本全国からやる気と向上心に溢れた子がたくさん集まっています。 ちょうど倉敷王将戦、中学生選抜選手権のシーズンで、彼らの多くは代表になって全国大会に出場してみたい!と思っていると認識しています。そこで、その時に参考となる考え方を書きます。 チャンスは一瞬チャンスは頻繁に巡ってくるものではなく、取れる時に取っておかないと時期を逸してしまう可能性が高いと考えています。 まだ […]