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思考行動習慣

スモールステップを積み重ねる

小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道 尊敬するイチロー選手が、2004年にMLBのシーズン最多安打記録を塗り替えた時に残したコメントです。(今のこどもにとって野球選手と言えば大谷翔平選手で、イチロー選手のことは知らない子が多いかもしれません。棋士で言えば、大谷選手=藤井聡太八冠、イチロー選手=羽生善治永世七冠のような存在と言えば、凄さが少し伝わるかもしれません。) こ […]

棋力の最高値と最低値

「1年でどれか1つの全国大会で優勝してタイトルを獲る」 10代~20代でプレイヤーとして将棋に取り組んでいた時、このような目標設定をしていました。 優勝するためには、1日もしくは2日間の短期間に勝ちを集めなければいけません。そのためには、大会当日に調子を合わせる必要がありますが、調子は気まぐれなものでコントロールは難しく… どの日に本調子になるかはわからず、いくつか大会がある中でどれか1つには調子 […]

やったこと、調べたこと、教わったこと

今回は、日々教室を運営する中で感じている「やったこと」「調べたこと」「教わったこと」の違いについて書きたいと思います。 やったこと :実体験、将棋で言えば対局を通じて得られる学び調べたこと :自主学習、将棋で言えば定跡書を読み、棋譜を見て得られる学び教わったこと:他人の話、将棋で言えば先生などから聞いて得られる学び これら3つには、全て何らかの学びがあります。そして、こどもにとっては ・同じ内容を […]

伸びる時が来ると信じて努力する

ライバルの2人がいると、ある時期にAさんがグッと伸びて差がついたと思ったら、しばらく経つとBさんが急に伸びて追いついたり追い越したりする、そんなケースをたくさん見てきました。成長のタイミングは人それぞれでいつになるかはわからない、できることはそれが来ると信じて努力を続けることです。 — かむがふ (@KamugafuShogi) September 20, 2023 この教室を運営して […]

興味を拡げる

得意な戦法や指し方を持つのは良いことですが、幅広い戦法や指し方に興味を持ってほしいと考えています。知識や経験が偏りすぎるのは行き詰まる可能性が高いです。その時、最も良質かつコスパの高い学習題材は「将棋世界」「将棋フォーカス」「NHK杯」です。ネットの情報は、自身の興味に縛られます。 — かむがふ (@KamugafuShogi) September 5, 2023 私が思う将棋の面白さ […]

どんな状況でも勝ち切ってこそ真の実力

「切れ負けで、優勢な将棋だったものの相手の王手ラッシュで時間が切れて負けてしまった。将棋の内容とは全く関係のない要素での負けをどのように受け止めたらよいですか?逆の立場だったら同じことをしますか?」 先日、このような質問を受けました。 -時間の都合で急に持時間が変更される-運営が自身に納得できない裁定を下す-着手の有無などで相手ともめる-相手が延々千日手を目指して抽選による勝敗の決定を狙ってくる- […]

実力を出し切る

明日から8月です。 倉敷王将戦、小・中学生女子名人戦、文科杯、中学生選抜選手権、高校選手権、高校竜王戦の全国大会、さらに、駒姫名人戦や中学生王将戦、名古屋城こども王位戦などの大きな大会、そして奨励会入会試験も控えています。 そこで、今回は大一番で実力を出し切るために押さえるべきポイントについて書きます。 緊張と上手く付き合う 個々の性格にもよりますが、大きな対局を前にする時、緊張は避けられません。 […]

夏休み

つい最近、新学期が始まり進級進学したと思ったら、あっという間に7月下旬になりました。今週来週から夏休みがスタートする子が多いと思います。 このブログの読者は、夏休みに将棋を指すのを上達したいと思っている親子が多いと認識しています。そこで今回は、夏休みのスタートにやってほしいこと、気を付けてほしいことを書きます。 目標の設定 まずは目標を決めましょう! 大会での優勝/入賞、道場での昇級/昇段、インタ […]

持時間の使い方

最近、受講生とやり取りする中で、持時間の使い方についてお伝えする機会が何度かありました。これまであまり書いてこなかったテーマなので、ブログにしたいと思います。(有段者向けです。) まずはじめに、持時間を使う目的は、読みを頭の中にためていくことです。枝葉でさまざまな変化を読み、形勢判断をすることで、上手くいく変化、いかない変化が頭に少しずつ蓄積されていきます。その結果、良い手、悪い手を感覚的に理解で […]

結果が出なかった時こそ前向きに

4月から、倉敷王将戦、中学生選抜選手権、小・中学生女子名人戦、高校選手権などたくさんの大会や研修会が開催され、この教室からもたくさんの子が出場しました。今回は、その中で思うような結果が出なかった子に対して2点お伝えしたいと思います。 結果が出ないのはむしろ成長のチャンス まず初めにお伝えしたいのは、結果が出ないのはむしろチャンスだということです。負けたのには必ず自分自身の何かに原因があり、負けた時 […]