棋力の最高値と最低値
「1年でどれか1つの全国大会で優勝してタイトルを獲る」 10代~20代でプレイヤーとして将棋に取り組んでいた時、このような目標設定をしていました。 優勝するためには、1日もしくは2日間の短期間に勝ちを集めなければいけません。そのためには、大会当日に調子を合わせる必要がありますが、調子は気まぐれなものでコントロールは難しく… どの日に本調子になるかはわからず、いくつか大会がある中でどれか1つには調子 […]
「1年でどれか1つの全国大会で優勝してタイトルを獲る」 10代~20代でプレイヤーとして将棋に取り組んでいた時、このような目標設定をしていました。 優勝するためには、1日もしくは2日間の短期間に勝ちを集めなければいけません。そのためには、大会当日に調子を合わせる必要がありますが、調子は気まぐれなものでコントロールは難しく… どの日に本調子になるかはわからず、いくつか大会がある中でどれか1つには調子 […]
昨日は大阪でリアル教室でした。ご参加いただいた皆さまありがとうございました! 参加者の親子とお話ししたことを踏まえて、大阪から名古屋に移動する新幹線の車内で、この教室のセールスポイントについて改めて考えてみました。 今は優れた教室や指導者が溢れており、盤上の技術や教え方で特別な何かを提供しているわけではありません。教室の仕組みも特別なものは何一つなく、模倣も可能です。 自信を持って誇れることがある […]
今回は、日々教室を運営する中で感じている「やったこと」「調べたこと」「教わったこと」の違いについて書きたいと思います。 やったこと :実体験、将棋で言えば対局を通じて得られる学び調べたこと :自主学習、将棋で言えば定跡書を読み、棋譜を見て得られる学び教わったこと:他人の話、将棋で言えば先生などから聞いて得られる学び これら3つには、全て何らかの学びがあります。そして、こどもにとっては ・同じ内容を […]
第71期王座戦第3局は、藤井七冠の大逆転勝ちで対戦成績を2勝1敗とし、前人未到の八冠制覇に王手をかけました。 最近、プロ棋士から「藤井七冠に勝つために人間をやめる」のような声を聞く機会がありますが、王座戦第3局を観て藤井七冠の将棋こそ人間味が溢れると感じています。 今回はその点について掘り下げます。 将棋は、1手ずつ交互に指すゲームで、その手の価値の差が形勢に現れます。そこから、優劣によって求めら […]
ライバルの2人がいると、ある時期にAさんがグッと伸びて差がついたと思ったら、しばらく経つとBさんが急に伸びて追いついたり追い越したりする、そんなケースをたくさん見てきました。成長のタイミングは人それぞれでいつになるかはわからない、できることはそれが来ると信じて努力を続けることです。 — かむがふ (@KamugafuShogi) September 20, 2023 この教室を運営していて、たくさ […]
「切れ負けで、優勢な将棋だったものの相手の王手ラッシュで時間が切れて負けてしまった。将棋の内容とは全く関係のない要素での負けをどのように受け止めたらよいですか?逆の立場だったら同じことをしますか?」 先日、このような質問を受けました。 -時間の都合で急に持時間が変更される-運営が自身に納得できない裁定を下す-着手の有無などで相手ともめる-相手が延々千日手を目指して抽選による勝敗の決定を狙ってくる- […]