かむがふ Log
どんな状況でも勝ち切ってこそ真の実力
「切れ負けで、優勢な将棋だったものの相手の王手ラッシュで時間が切れて負けてしまった。将棋の内容とは全く関係のない要素での負けをどのように受け止めたらよいですか?逆の立場だったら同じことをしますか?」 先日、このような質問を受けました。 -時間の都合で急に持時間が変更される-運営が自身に納得できない裁定を下す-着手の有無などで相手ともめる-相手が延々千日手を目指して抽選による勝敗の決定を狙ってくる- […]
結果が出なかった時こそ前向きに
4月から、倉敷王将戦、中学生選抜選手権、小・中学生女子名人戦、高校選手権などたくさんの大会や研修会が開催され、この教室からもたくさんの子が出場しました。今回は、その中で思うような結果が出なかった子に対して2点お伝えしたいと思います。 結果が出ないのはむしろ成長のチャンス まず初めにお伝えしたいのは、結果が出ないのはむしろチャンスだということです。負けたのには必ず自分自身の何かに原因があり、負けた時 […]
ソフト指し対策の仕組み作り
ソフト指しについて、前回は選手と保護者の視点で取り上げました。今回は、大会運営の視点で私の考えを書きたいと思います。 学生名人戦で起こった問題について、大会を運営をされている何人もの方の意見をTwitterやWEBで拝見しました。選手を信じ切るのか、運営を工夫して不正の可能性を減らすのか、正解はありませんが…私のスタンスは、特に全国大会と全国大会につながる大会では不正を防止する何らかの対策が必要、 […]
ソフト指しは誰にでも起こる
【NHKニュース】将棋「学生名人戦」 優勝者が対局中にAIアプリ使用 失格に 先週末に開催された「第79回学生名人戦」で、優勝した学生が対局中にAIを使用していたとして、大会規定違反で失格となりました。 学生名人戦は、大学生の大会の中で最も歴史があり、大学生の日本一を決めるだけでなく、優勝特典である「朝日杯将棋オープン戦」の出場権もかかった重要な大会です。 大学生の時、心血を注いで学生名人を獲得し […]