AUTHOR

Kamugafu

“考える”とは何か? ②解釈する

”考える”とは何か?シリーズ、第1回から時間が空いてしまいました。第1回の①比較するはコチラ↓。 “考える”とは何か? ②解釈する 第2回は、解釈する、です。 対局するにしても、定跡や手筋などを学習するにしても、単に指すだけ、単に暗記するだけではなく、そこから何が分かったか、ポイントは何なのか、と考えるプロセスが加わると上達が加速します。そこで必要となるのが、解釈する力です。 以下は、美濃崩しの手 […]

新規申込の停止に至った背景

●重要なお知らせ●昨夏にTweetした件、検討を重ねてきました。これ以上受講生が増えると、1人1人をきちんと見れなくなるのと、私自身がパンクしてしまうため、2/1(水)から1か月間(延長の可能性有) 新規のお申込を停止します。大変申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 https://t.co/MJ6TonA0H4 — かむがふ (@KamugafuShogi) January […]

論理思考

名著「四間飛車を指しこなす本1,2」の”まえがき”に、 対急戦:相手の力を利用して投げる(カウンター) 対持久戦:自分から技をかける(先攻) が基本的な戦い方だという記載があります。なぜその戦い方が良いのか?理由を答えなさい。 中学受験のシーズン真っ只中。ある私立中学校の問題に刺激を受けて、私自身で一問作ってみました。今回のブログでは、その解答例を書きます。 ※初めにお断りしておくと、このような問 […]

“考える”とは何か? ①比較する

この教室の名前は「かむがふ」で、将棋を通して普遍的な考え方を身に付けることをこの教室の提供価値にしたいという思いから、”考える”の語源を採用しています。 しかし、”考える”と一言で言っても、その営みは広く深く、つかみどころがないと感じられる方も多いはず。そこで、教室設立から5年経ったこのタイミングで、”考える”とは何か?を私なりに考察したいと思います。 初回は、比較する、です。 まず初めに、考える […]

情熱は環境や能力に勝る

先週末の3連休最終日、この教室の5周年イベントとして「私の半生」を行い、私のこれまでの半生をお話ししました。60名以上の方にお申込、ご参加いただきました。本当にありがとうございました! 以下、この企画を通して一番お伝えしたかったことを記します。 それは、情熱は環境や能力に勝る、です。 ●プレイヤーとして 私が育った岐阜県多治見市には道場がなく、中学生だった90年代はインターネットもなく、対局の機会 […]

2023年の目標

新年あけましておめでとうございます。 昨年は、たくさんの子にご参加いただき本当にありがとうございました!受講生1人1人が皆頑張り、成長したと思います。6年目の2023年も受講生に負けないように頑張ります。 “1年の計は元旦にあり”という言葉がある通り、将棋でも、将棋以外のことでも構わないので、このお正月の時間を使って目標を立てましょう!今回のブログでは、今年1年の私の目標を書きます。(受講生の前で […]

2022年振り返り

2022年も残すところあと1週間になりました。今年1年、教室を継続できたのもご支援いただいた皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。 今年最後のブログなので、2022年の主なトピックをまとめ、振り返りをしたいと思います。 〇新たな取り組みリーグ戦この教室は、日本全国からやる気のある子が集まっているので、教室内リーグ戦を立ち上げました。1クール約3か月間で、第3回を実施しているところです。 […]

インフレ時代の将棋学習法4 -ディレクションは一本が望ましい-

インフレ時代の将棋学習法シリーズ。第4弾は、将棋の先生が提供するディレクションについてです。 教室に通い、先生と対局すると、その対局の好手、悪手だけでなく、個々の課題やその解決法の提示=ディレクションが提示されるはずです。(定跡や手筋などの知識は親子で本や動画で学び対局を重ねれば自然に身に付くので) 私はそのディレクションこそ将棋の先生の真の存在意義だと考えており、この教室では特に力を入れているつ […]

インフレ時代の将棋学習法3 -基本書を繰り返し読む-

インフレ時代の将棋学習法シリーズ。今回は、将棋の学習で避けて通れない本についてです。 書店に行ったり、Amazonなどのオンライン書店で検索すると、将棋の本がたくさん存在することがわかります。 新刊や藤井聡太さんや羽生さんが載っている本を買って読むと上手になれる気がしますが、大学生の頃、目についた本を手当たり次第買っていた経験から…笑本をたくさん買って、その情報をインプットしたからと言って、上達に […]

「詰将棋派」と「棋譜並べ派」

棋力や興味関心によって、3つの濃淡は変わってきますが、一般的には、記載した順に重要です。まずは実戦!指さないことには何も始まりません。次に詰将棋!読む力は将棋を指す上での基礎です。 — かむがふ (@KamugafuShogi) November 13, 2022 今回は、先日反響の大きかった将棋の学習法に関するTweetに補足します。 将棋を指す事を上達するためには、まずはたくさん指さないことに […]