かむがふ Log

環境が棋力を伸ばす

3/2(土)に教室のメンバー数名と江古田将棋教室に訪問しました。 ご存知の方も多いと思いますが簡単に紹介すると、江古田将棋教室は、今最強の将棋教室です。有段者だけで約20人おり、1月に行われた倉敷王将戦全国大会では、低学年、高学年ともに準優勝、その他の大会でも常に優勝、入賞者を輩出しています。 教室の様子をこの目で見て、子供達と対局してまず感じたのは、この教室には将棋が強くなる空気が流れていること […]

GRIT-やり抜く力-

「県代表や日本一になるにはどうすればいいですか?」 仕事柄、このような質問をよく受けます。 約20年間、将棋の世界に身を置いて様々な人を見てきました。頭の回転が早い人、じっくり考えるのが得意な人、勝負感覚に優れた人、負けず嫌いな人、、、いろいろなタイプがおり性格も棋風も努力の仕方も様々でしたが、結果を残す(残し続ける)人に共通するのは、目標を達成するまで理屈抜きでやり通す行動力、心の強さだと思って […]

まずは1つの戦法を極めよう

将棋を始めて初心者を卒業して初級者になると、戦法選択という問題に必ずぶち当たります。 将棋の戦法は、大きく分けて居飛車と振飛車の2つ。細かく分けると、居飛車の矢倉、角換わり、相掛かり、横歩取り、、、振飛車の中飛車、四間飛車、三間飛車、向飛車、、、などがあります。 多くの入門書にはこれらの戦法がまんべんなく並んでおり、どの戦法を勉強すればよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。 これには正解 […]

詰将棋は裏切らない

北浦和なう。これから、ドラの穴教室、江古田将棋教室との交流戦です。関東二大教室のレベルの高さ、取り組み姿勢などをしっかり勉強しようと思います。 pic.twitter.com/b1kenIG33V — かむがふ (@KamugafuShogi) 2018年12月26日 昨年末、関東の二大将棋教室であるドラの穴教室、江古田将棋教室の交流戦に参加させていただきました。リーグ戦の前に詰将棋早解き競争を行 […]

ファクトベースで考える

小学生名人戦の千葉県大会に出場された皆さまお疲れさまでした。代表クラスに挑戦した子、前回よりクラスを上げて出場した子、初めて大会に出場した子、それぞれ学びがあったと思います。今回の経験を次に活かしましょう。 大会後にやってほしいのは、大会の振り返りです。日記を残すでも、家族に話すでも何でも構わないので、その大会で学んだことを自分の頭で整理できるといいですね。特に、代表クラスに出場した子は必ず棋譜を […]

大一番に臨む心構え

今週末は、いよいよ小学生三大大会の一つである小学生名人戦の千葉県大会!この大会の代表クラス優勝=県代表獲得を目標に、日々努力してきた子も多いと思います。そこで、今回は私自身が大事な大会に臨むにあたって大切にしている心構えについて書きます。 これまでこのブログで書いた通り、一番になるためには心の持ち方がとても大切です。県大会の上位など上にいけばいくほど技術的な差はそれほどないので。 では、肝の勝負で […]

3/10(日) 詰将棋講座開催のお知らせ

終了しました。たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。 「詰将棋を解いて将棋の基礎となる“読み”の力をつける」 昨年教室を始めてから、基礎トレーニングの重要性を言い続けてきました。最近では、教室と研究会で詰将棋を出題しており、詰将棋の解答力と棋力には高い相関関係があることがデータで裏付けられています。 では、詰将棋をどう解き、どう取り組めば、解答力や読みの力がつくのか? そこで、この度 […]

教室、道場、大会を組み合わせよう

先日発表した通り、2019年1月から印西の教室を隔週に戻し、裏の週で船橋で研究会と教室を開催することにしました。重要な決定であり、特に当教室の受講者の皆さまには丁寧に説明する必要があると思います。今日は、このシステム変更の意図について書きたいと思います。 昨年1年間教室を運営して痛感したのは、 「将棋を上達するための要素を教室だけで提供するのは難しい」 でした。 思うに、将棋(以外でも何でも同じだ […]

“かむがふ”に込めた思い

「”かんがう”っていい名前ですよね。」この教室を始めて1年経ち、こんな声を聞ける機会が少し出てきました。 一方で、この一風変わった教室の名前を正しく読んでいただけるのは稀なのも事実。そこで、元旦のちょうどよい機会に原点に立ち返って”かむがふ”に込めた思いについて書きたいと思います。 2017年の冬、教室を始める前に一番深く考えたのは、この教室にお越しいただく方に何を学んでいただくか、でした。 数学 […]

2019年の開講方針について

2018年1月に千葉県印西市で教室をスタートし、この1年に印西の教室、出張将棋教室、個人指導にたくさんの方にお申込ご参加いただきました。毎週教室を開講する中でどのように運営すべきかを検討した結果、年が変わるタイミングで教室の仕組みを以下の通り見直したいと思います。 具体的には、印西の教室を隔週に戻し、その裏の週に船橋で研究会と教室を開催します。出張将棋教室、個人指導は並行して行います。詳細は以下の […]