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2021年

変化することを恐れない

「試してみたけれど上手くいかなかったから元に戻しました。」 最近、リアル教室やオンライン対局で初段前後の何人かの子から同じ反応がありました。今までやった戦法や指し方(良くも悪くも我流)とは異なる戦法や指し方(先人が考えた定跡や手筋)にチャレンジした際、思うようにいかなかったので、今までやってきた戦法や指し方に戻したという話でした。 今までやってきたことに愛着があるのは素晴らしい事ですが、この取り組 […]

慢心

先週末の4連休は全国各地で多くの大会が開催され、いい報告がたくさん届きました。そこで今回は、結果が出た時の気持ちの持ち方について書きたいと思います。 「勝負事をする上で最大の敵は、慢心、酒、そして女だ!」 高校生の時、師匠に将棋を教わり、結果が出始めた時に強く言われた言葉で、今でも心に残っています。(最後の女性については、SDGsなどでジェンダーの平等が掲げられる現代では問題発言かもしれませんが、 […]

気付き

「今までは、先手でも後手でも角換わりを目指していました。しかし、自分が先手で相手が横歩取りを目指してきた時、角換わりを目指すには自分から一手損を甘受して角を交換するしかなく、先手番を放棄して後手番になっていました。それはとても損な事だと思い、横歩取りを勉強し始めました。」 最近、対局した子からこのような話を聞きました。自分で自分の将棋の改善点に気付くのは高度な思考で、大変感心しました。この気付きを […]

「二月の勝者」を読んで

先日、受講生の保護者とやり取りをしていたところ、中学受験マンガ「二月の勝者」を勧められ、現在発売されている11巻まで読んでみました。中学受験に限らず、教育や子育て、もちろん将棋にも参考になる話がたくさんあったので、特に印象に残った言葉を3つ紹介したいと思います。 受験で勝つことばかりを考えていると、せこい点取り虫になってしまうことがある。そのまま大人になってしまうと悲惨だよ。 第5集 第38講 「 […]

私が考える藤井聡太さんの凄さ2

昨日、「第92期 ヒューリック杯棋聖戦 五番勝負」が終了しました。そこで、棋聖戦で印象に残った事から、藤井聡太さんの凄さを書きたいと思います。 【ご参考】私が考える藤井聡太さんの凄さ 1 3. トレンドを創る 将棋の歴史を紐解くと、時の第一人者がその時代の指し方、考え方のトレンドを創ってきました。 例えば、羽生善治九段であれば、 ・一つの戦法に特化するのではなく、様々な戦法をすることが将棋の理解、 […]

私が考える藤井聡太さんの凄さ 1

本日夜にYouTubeに投稿されたひろゆきさんのコメントが話題になっています。これは将棋の世界の永遠の課題で、将棋自体に興味を持つ人が増えるか否かに直結すると考えています。 (念のために書きますが、この動画のタイトルのように、日本将棋連盟の失態とは全く思っていません。娯楽が溢れる現代において、将棋を知らない方に将棋に触れてもらうために、将棋自体の面白さの外部へのアピールの重要性が増しているという認 […]

少しずつ成長する

この教室を運営して、たくさんの親子とやり取りしていると、個々の目標をお伺いする機会があります。この1か月でも、何人もの親子から具体的な目標をお聞きし、目標の高さに大変心強く思いました。そこで今回は、目標設定について、自分の考えを書きたいと思います。 ・小学生のタイトルを獲りたい。・今年度中に、将棋倶楽部24のレーティングX点になりたい。・半年以内に、将棋会館道場で初段になりたい。・教室で先生の二枚 […]

考える将棋

最近、学業や塾などの勉強で将棋に十分に時間を割けないという声をよく聞きます。小学校高学年や中学生になって、勉強と将棋を両方頑張りたい!という子はとても多いという認識で、今回はそれに対する私の考えを書きたいと思います。 まず大前提として、勉強は将棋にプラスだと考えています。 私の息子も今年度から高学年になり、友達の誘いもあり塾に行くようになりました。その影響で、塾の宿題を解くことが最近良くありますが […]

自ら動く

「どうやってコミュニティの人数を増やしているんですか?」「現地の日本人学校にプレゼンをして、将棋を教える機会を得ています。」 昨晩、日本将棋連盟オーストラリア支部の関係者とZoom会議を行い、近日予定している交流会から、将棋の教え方、海外普及のポイントなど様々な意見交換をしました。 冒頭の会話は、その中で、支部を統括するShuma先生とのやり取りです。コロナ禍で、対面の指導は難しいため、現在はZo […]

共に創る

「独立される前から、こんなレストランを創りたいと思っていたんですか?」先日のブログで紹介したPresente Sugi @千葉県佐倉市には、料理、食器、インテリア、サービス、価格、、、全てに尋常ではないこだわりを感じました。そこで、料理がサーブされ、その料理をご説明いただくタイミングでシェフの杉岡さんに冒頭の質問を投げてみました。 「5年前にこのレストランを始めた時は、前菜、パン、パスタ、デザート […]