少しずつ成長する

この教室を運営して、たくさんの親子とやり取りしていると、個々の目標をお伺いする機会があります。この1か月でも、何人もの親子から具体的な目標をお聞きし、目標の高さに大変心強く思いました。そこで今回は、目標設定について、自分の考えを書きたいと思います。


・小学生のタイトルを獲りたい。
・今年度中に、将棋倶楽部24のレーティングX点になりたい。
・半年以内に、将棋会館道場で初段になりたい。
・教室で先生の二枚落に勝てるようになりたい。

まずは、目標を持ってほしいと思っています。その際、現時点の実力は関係なく、どんなに大きな目標を立てても構わないと思っています。

こういう私も、高校1年生の時、町道場の初段で初めて全国大会に出場して大惨敗した後、
「来年は、高校生の全国大会で優勝する!」
と、今考えると無謀な目標を立てました(笑)

しかし、大きな目標を持つのは素晴らしいですが、立てた目標と現時点の実力との距離が遠すぎることが多く、達成する道のりや方法があやふやになっている方が多いという印象を持っています。運が絡まない将棋の場合、そのプロセスに曖昧さが残ると、必ずどこかで行き詰まると考えています。

まずは、親子でその目標に至るまでのロードマップを描き、月別でも四半期別でも何でも構わないので、達成可能な中間目標を立てていくのをおススメします。そうすれば、毎日何に取り組まなければいけないのか具体的に決まります。将棋は専門外の保護者の方が多く、親子だけでそれを策定するのは難しいと思うので、将棋親ネットワークを活用してノウハウを情報収集したり、信頼できる先生に相談してアドバイスをもらったりしても構わないと思います。

そうすると、大きな目標を達成するために、
・今月中に、3手詰ハンドブックを所定の時間内に解けるようになる
・3か月以内に、得意戦法の定跡書を△周して全て覚える
・半年以内に、道場の〇段やレーティング×点を達成する
のような具体的で達成可能な中間目標に落とし込めるはずです。

さらに、やりながらロードマップの問題点や毎日の取り組みの改善点が見えてきます。どんどん改良して目標に近づきましょう。

そんな取り組み方が出来れば、日々少しずつ自身の成長を感じられ、モチベーション向上→棋力向上→更なるモチベーション向上→…のいい循環が生まれると思います。頑張ってください!

【ご参考】
目標を立てよう!