共に創る

「独立される前から、こんなレストランを創りたいと思っていたんですか?」

先日のブログで紹介したPresente Sugi @千葉県佐倉市には、料理、食器、インテリア、サービス、価格、、、全てに尋常ではないこだわりを感じました。そこで、料理がサーブされ、その料理をご説明いただくタイミングでシェフの杉岡さんに冒頭の質問を投げてみました。

「5年前にこのレストランを始めた時は、前菜、パン、パスタ、デザートがランチメニューのごく一般的なイタリアンレストランでした。しかし、周りと同じ事をやっていても、継続して来店いただくのは難しい、という課題がありました。数年前、あるお客様から、予算も内容も任せるから好きに作ってみて!とオーダーがあったのをきっかけに、徐々に今のような形になりました。今では、市場に出回っている食材は可能な限り使わないなど、他の店との違いにこだわり、この店でしか提供できないサービスを追及しています。」

言葉の使い方は違っているかもしれませんが、このような回答だったと記憶しており、多くの学びがありました。

-考える前にまずは行動すること
-少しずつ変化すること
-自分にしかできない仕事をすること
-ライバルとの違いを生み出すこと

挙げればキリがありませんが、その中で最も真似したいと思ったのが、

-お客様との共にサービスを創り、改善していく

という取り組み方です。この教室は1人で運営しており、将棋を指すのと同じく1人で考えられるのは限られているので、本を読んだり、他業界の取り組みを参考にしたり、外からのアイディアが欠かせません。

その中で、最も価値があり効果的なのは、受講生やその保護者の声を聞いてサービスに反映する、さらに受講生と共に新たなサービスの原型を創り改善していく、というプロセスだと考えています。今月始めた定跡解説会もこのように徐々に改善していきたいです。

既存のサービスのここを改善してほしい、新たにこんなサービスがあったらうれしい、などがありましたら、ぜひご意見をいただければ幸いです!