つい先日2023年になったと思ったら、あっという間に4月になりました。今日から新年度です。お子様のご進級、ご卒業、ご進学おめでとうございます。
以下、常にお伝えしているつもりの話なので、聞き飽きたよ！と思われるかもしれませんが…年度の変わり目にお伝えしたいことです。
継続は力なり
将棋を指すことが上手になることに近道はありません。興味を持ってコツコツと取り組み、興味を少しずつ深めてほしいと思っています。たくさんの子を見てきて、興味が継続しさえすれば、必ず上達します。
要件の理解
学校や塾の勉強にはカリキュラムがあり、それに従って勉強するのが良いと思いますが、将棋の場合は何に取り組んだらいいのかわかりにくいのが難点です。
級位者の子は、対局と定跡、詰将棋、寄せ、囲い崩しなどの問題を数多く取り組んで、基礎を固めるとともに、将棋を指すことに慣れてほしいです。
有段者、特に高段者の子は、自身の将棋の長所と改善点を把握して、理解すべきことを明確にして取り組んでほしいです。新たな戦法に取り組みたいのであれば、基本的な定跡を学び、たくさん指してみる。中終盤で攻めすぎで我慢が利かないのであれば、棋譜で力をためたり、一旦受けに回る指し方を探してみる。長所を伸ばすこと、改善点を解決することに焦点が当たれば、必ず上達します。
今年度も、楽しく一生懸命将棋に取り組みましょう！