5カ月間、この将棋教室を運営してきて、当たり前の事ながら、将棋教室はサービス業だという思いが強くなっています。こちらの提供するサービスによって、親と子が共に来てよかったと思っていただくこと、子供の成長につながる何か(棋力の向上は数ある要素の内の1つ)を持ち帰っていただくことがとても重要です。さらに、家族毎に求めているサービスや価値は異なり、場合によっては親と子でも微妙に違う事も多いです。それを踏まえて、どのようなサービスでどのような価値を提供するのかを決める。とても深い仕事だと思っています。
では、より良いサービスを提供するためにはどうしたらよいか?そのためには、世の中の最高のサービスを受けてその技を盗むのが一番早い。この理屈は、将棋の棋譜並べと同じですね。そこで、今日は千葉最強のレストランの1つであるUshimaruに行ってきました。(単に、自分が食べたかっただけというのが本音です(笑))
Ushimaruは、「千産千消(千葉の地産地消)」をコンセプトにしたイタリアンレストラン。今回で4回目で、いつも提供されるもの全てに圧倒されて感動を通り越し、「驚いたねー」という思いにさせられます。
-店内の清潔さ
-絶妙な空調と照明
-コンセプトとピッタリあったBGM
-季節毎に変化するアートギャラリー
-厳選された旬の食材
-独創性あふれるコース
-美味しいという言葉を凌駕した料理
-驚くほど多い品数
-期待感を高揚させる料理の演出
-料理を最大限に引き立てる食器
-料理やドリンクをサーブするタイミング
-想像力を掻き立てる料理の紹介の仕方
-ウェイトレスさんの機転が利く会話力とサービス精神
-片付けなどオペレーションの無駄のなさ
-コストパフォーマンスに優れた価格
-Ushimaruでしか手に入らないお土産
など、ここに挙げたのは一部ですが、全てが受け手の期待を大幅に上回るどころか、上回りすぎて感覚を破壊されるレベルです。このレストランには、ビジネスの全てが詰まっている。それくらい究極に洗練されたサービスです。
このような最高のサービスを受けると、まだ始めて5カ月の赤ん坊将棋教室には、いくらでも改善できる要素があることが明らかになります。いきなり全てを変える事は不可能ですが、Ushimaruレベルのサービスを目指したい。心からそう思います。
ここからは今日の料理のご紹介。料理はこのレストランを語る一要素でしかありませんが、これらの写真だけでも凄さは伝わると思います。
さて、次回のUshimaruの計画を立てなくては(笑)