Kamugafu
ファクトベースで考える
小学生名人戦の千葉県大会に出場された皆さまお疲れさまでした。代表クラスに挑戦した子、前回よりクラスを上げて出場した子、初めて大会に出場した子、それぞれ学びがあったと思います。今回の経験を次に活かしましょう。 大会後にやってほしいのは、大会の振り返りです。日記を残すでも、家族に話すでも何でも構わないので、その大会で学んだことを自分の頭で整理できるといいですね。特に、代表クラスに出場した子は必ず棋譜を […]
3/10(日) 詰将棋講座開催のお知らせ
終了しました。たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。 「詰将棋を解いて将棋の基礎となる“読み”の力をつける」 昨年教室を始めてから、基礎トレーニングの重要性を言い続けてきました。最近では、教室と研究会で詰将棋を出題しており、詰将棋の解答力と棋力には高い相関関係があることがデータで裏付けられています。 では、詰将棋をどう解き、どう取り組めば、解答力や読みの力がつくのか? そこで、この度 […]
教室、道場、大会を組み合わせよう
先日発表した通り、2019年1月から印西の教室を隔週に戻し、裏の週で船橋で研究会と教室を開催することにしました。重要な決定であり、特に当教室の受講者の皆さまには丁寧に説明する必要があると思います。今日は、このシステム変更の意図について書きたいと思います。 昨年1年間教室を運営して痛感したのは、 「将棋を上達するための要素を教室だけで提供するのは難しい」 でした。 思うに、将棋(以外でも何でも同じだ […]
“かむがふ”に込めた思い
「”かんがう”っていい名前ですよね。」この教室を始めて1年経ち、こんな声を聞ける機会が少し出てきました。 一方で、この一風変わった教室の名前を正しく読んでいただけるのは稀なのも事実。そこで、元旦のちょうどよい機会に原点に立ち返って”かむがふ”に込めた思いについて書きたいと思います。 2017年の冬、教室を始める前に一番深く考えたのは、この教室にお越しいただく方に何を学んでいただくか、でした。 数学 […]
2019年の開講方針について
2018年1月に千葉県印西市で教室をスタートし、この1年に印西の教室、出張将棋教室、個人指導にたくさんの方にお申込ご参加いただきました。毎週教室を開講する中でどのように運営すべきかを検討した結果、年が変わるタイミングで教室の仕組みを以下の通り見直したいと思います。 具体的には、印西の教室を隔週に戻し、その裏の週に船橋で研究会と教室を開催します。出張将棋教室、個人指導は並行して行います。詳細は以下の […]
なぜ駒落ちを学ぶ必要があるのか?
来週、森内俊之九段(十八世名人資格保持者、紫綬褒章受章者)をお迎えして、教室1周年記念イベント「印西こども竜王戦」を開催します。永世名人との対局を楽しみにしている子も多いでしょう。滅多にない貴重な機会なので、各自手合いを決めてしっかり準備して臨んで欲しいと思っています。そこで、今回は駒落ち(ハンデ有り)を学ぶ大切さについて書きます。 大会は全て平手(ハンデ無し)なのに、なぜ駒落ちを学ぶ必要があるの […]
将棋の基礎とは何か?
この数か月、嬉しい事に印西の教室に新しいメンバーが何人か入ってきました。将棋の難点は、目で凄さを感じられるものではなくとてもわかりにくい事。将棋をご存じない保護者の方にはなおさらで、特に始めたばかりの時は何のために何に手を付けたらいいかわからないでしょう。そこで、今回は将棋の基礎とその練習法について書きたいと思います。まずはじめにお伝えしたいのは、基礎固めの重要性。基礎がどれだけしっかり身に付いて […]
勝つために必要な飢餓感
先週末は、テーブルマークこども大会でした。参加された皆さまお疲れさまでした。初めて会場に行きましたが、参加者3,000人超が一斉に対局する光景は壮観ですね。将棋がもつ力と可能性を改めて感じました。 —————- 予選1回戦から壇上の対局まで一通り観戦して思ったのは、 「上位まで(ベスト8や16くらいまででしょうか)は”技術の勝負”だけど、そこから先は”心の勝負”になる」 という事。上に行けば行くほ […]