学んだことを活用する
「読みをまとめてから指そうね」「論理的に指そうね」「学んだことを活用して指そうね」 頭の使い方シリーズ、今回は、学んだことを活用する、についてです。【過去記事】読みをまとめる論理的に指す 何の物事に取り組む時でも、理解しなければいけないことが存在します。将棋では、定跡、手筋、格言などが該当し、ここでは定跡に絞って書きます。 定跡とは、先人たちが創り上げた模範になる指し方です。算数で、九九や公式を覚 […]
「読みをまとめてから指そうね」「論理的に指そうね」「学んだことを活用して指そうね」 頭の使い方シリーズ、今回は、学んだことを活用する、についてです。【過去記事】読みをまとめる論理的に指す 何の物事に取り組む時でも、理解しなければいけないことが存在します。将棋では、定跡、手筋、格言などが該当し、ここでは定跡に絞って書きます。 定跡とは、先人たちが創り上げた模範になる指し方です。算数で、九九や公式を覚 […]
こどものうちからプロ棋士が指しているような現代の戦法や難しい指し方を学ぶこと(世の中で言う先取り学習)に、私は否定的です。昔からある定跡や指し方を学び、まずは将棋の基本を身に付けることをオススメしたいです。それで十分に上達するし、結果もついてきます。 — かむがふ (@KamugafuShogi) September 12, 2024 昨日、Xに投稿したところ、上野裕和六段から「その線引きはどうや […]
強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだThe strong one doesn’t win, the one that wins is strong. これは、サッカー西ドイツ代表の元主将であり「皇帝」の異名を持つフランツ・ベッケンバウアーさんの言葉です。 夏の大きな大会が終わるこのタイミングで、この言葉の意味を考えてみたいと思います。 この言葉には、2つの意味があると考えています。 1つ目は […]
8月上旬は「全国小学生倉敷王将戦」の開催に伴う倉敷への出張、そしてその1週間後に都内での夏休み特別練習会の開催と慌ただしく過ごしました。 並行して「全国中学生選抜将棋選手権大会」「全国高等学校将棋選手権大会」「文部科学大臣杯小・中学校将棋団体戦」「なごや城こども王位戦」など大きな大会が開催されました。参加された皆さん大変お疲れさまでした。 年間を通してもかなり忙しい時期だったので、現在開催中のパリ […]
おはようございます。第23回全国小学生倉敷王将戦全国大会の開催に伴い、岡山県倉敷市に来ており、滞在先のホテルでこのブログを書いています。 今日は、倉敷王将戦の全国大会に加え、天童で中学生選抜選手権の全国大会と名古屋で名古屋城こども王位戦が開催されます。この他にも夏休みは大きな大会が目白押しです。 そこで、大一番にのぞむ心構えを書きます。(いつもお伝えしている話の再掲です。) 自身の実力を出し切るこ […]
「長い持時間(例えば、研修会=30分切れたら1手60秒)に慣れてしまい、大会での30秒の秒読みだと時間が短く感じていい手が指せないのですがどうしたらいいですか?」 研修会員の親子からよくこのような質問を受けます。今回はこの質問に対する私の考え方を書きます。 将棋を指すのが真に上手、とはどのような状態なのか? を思考時間の長さを軸にして書くと、 ・ノータイム(盤面をパッと見て5~10秒)で局面の状況 […]
「このテーマをどうやって学習すればいいですか?」「この局面はどう指せばいいですか?」 教室を運営していると、このような質問を受けることがよくあります。その時いつも、親子で調べたり、考えたりしたのかな? と思います。 「自分で調べて、何か学習できそうな題材はあったかな?」「この局面はどう考えてどう指せばいいと思う?」 と聞き返すと、返事に詰まってしまう子がいます。そして、その親子の根底にあるのは、 […]