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2018年11月

将棋の基礎とは何か?

この数か月、嬉しい事に印西の教室に新しいメンバーが何人か入ってきました。将棋の難点は、目で凄さを感じられるものではなくとてもわかりにくい事。将棋をご存じない保護者の方にはなおさらで、特に始めたばかりの時は何のために何に手を付けたらいいかわからないでしょう。そこで、今回は将棋の基礎とその練習法について書きたいと思います。まずはじめにお伝えしたいのは、基礎固めの重要性。基礎がどれだけしっかり身に付いて […]

勝つために必要な飢餓感

先週末は、テーブルマークこども大会でした。参加された皆さまお疲れさまでした。初めて会場に行きましたが、参加者3,000人超が一斉に対局する光景は壮観ですね。将棋がもつ力と可能性を改めて感じました。 —————- 予選1回戦から壇上の対局まで一通り観戦して思ったのは、 「上位まで(ベスト8や16くらいまででしょうか)は”技術の勝負”だけど、そこから先は”心の勝負”になる」 という事。上に行けば行くほ […]

棋譜を残す重要性

先週末、西船橋で初めての研究会を行いました。 対局後、時間があれば棋譜を記録してもらう事にしましたが、棋譜取りが初めての方もいらっしゃったので、今回は棋譜を残す重要性とその活かし方について書きたいと思います。 ————- 私が自分の対局の棋譜を記録し始めたのは、高校2年生の4月、師匠に出会ったことがきっかけです。始めて指導を受ける日に「まずは、詰将棋を1万問解きなさい」と言われたのは以前書いた通り […]

言葉にすると理解が深まる

先週、LPSA主催のインストラクター講習会で「かむがふの全て」と題して1時間ほど講演をしました。貴重な機会をいただいたLPSA関係者の皆さまに改めて御礼申し上げます。 このような場は、指導法に焦点があたりがちだと思うのですが、将棋教室は「運営(ビジネスとしてどう成立させるのか)」と「指導(将棋の技術をどう教えるのか)」の両輪が組み合わさって初めて機能すると考えているため、その2点について話しました […]