かむがふ Log

大きな目標を描く

この教室では、毎週の宿題として詰将棋の解図があり、4月第2週は詰将棋解答選手権の初級戦、一般戦の問題を取り組むことが毎年の恒例になっています。その一般戦の解答用紙と費やした時間を見て思ったことがありました。 「みんな、50分(一般戦の制限時間)で満点を目指しているな。」 日本各地で開催された結果からわかる通り、一般戦は難度が高く、かかった時間に関わらず満点を取ること自体が素晴らしいことです。しかし […]

自信

この教室は、大変ありがたいことに全国的に見ても棋力が高い子、実績をお持ちの子にたくさんご参加いただいていると認識しています。彼らと毎日のように接しやり取りする中で、最近よく思うことがあります。 それは棋力の高さ/実績の有無と自信にあまり相関性が無いことです。級位者でまだ実績が無くても自信満々の子もいますし、高段者で全国大会で優勝/入賞したことがあっても自信があまりない子もいます。 この事象はとても […]

新年度

昨日は娘がこれから通う中学校の入学式でした。いよいよ新学年がスタートですね。ご進学、ご進級おめでとうございます! pic.twitter.com/cupz5jxQmK — かむがふ (@KamugafuShogi) April 8, 2025 新年度になりました。お子様のご進学、ご進級おめでとうございます! 4/8(火)に中学校の入学式がありました。この教室を始めた時、幼稚園年中だった […]

保護者とのやり取りから

最近、受講生の保護者からいただいたメールの中からうれしかった話を紹介させてください。(ただの自慢話と感じられたら、申し訳ありません…) 先生の指導法は基本に忠実で親にもわかりやすい 将棋の盤上で奇をてらったことをすると局面が歪み本筋から外れていくように、どんな物事をするにしても基本に忠実であることが、一番効果的で上達が早く、最も遠くに行けると考えています。 私がいつもお伝えしていることに、難しいこ […]

コトに向かう

コトに向かう これは、株式会社ディー・エヌ・エーの創業者であり、先日26年ぶりに日本一になった横浜DeNAベイスターズのオーナー、さらに、日本経済団体連合会の副会長の顔を持つ、南場智子さんの仕事哲学です。 「仕事の成果を出すこと」を邪魔するもの:南場連載 南場さんがキャリアをスタートさせた頃、仕事がなかなか上手く行かず悩んでいた時(南場さんでさえそんな経験があるんですね)、自分の貢献や周りの評価な […]

大横綱双葉山生誕の地

大分県宇佐市は大横綱双葉山生誕の地で、祖母の家から徒歩圏内に生家と資料館があります。不滅の記録69連勝を生んだ相撲観、勝負観は、将棋に活かせることばかりです🤔 pic.twitter.com/V18IId6GMS — かむがふ (@KamugafuShogi) November 14, 2024 祖母と母に会いに、5年ぶりに九州を訪れています。 ここ大分県宇佐市は、大横綱双葉山生誕の地です。双葉山 […]

職団戦

将)本日は将棋の職団戦が東京体育館で開かれています。5人ずつの団体戦で、S~Fまでの8クラスに、2千人を超える411チームが参加しています。夕方のSクラスの決勝戦はユーチューブ中継でお届けする予定です。 【対局中継】職域団体対抗将棋大会 Sクラス決勝戦… pic.twitter.com/VPbEJestnl — 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) November 4, 2024 1 […]

技術を出し切る力

高校生の時、全国大会を経験したり、将棋年鑑や将棋世界に掲載された大会の結果を眺めて、なぜ特定の人にこんなに勝ちが集まるんだろう? と不思議に思ったことがあります。競争相手と棋力の差はあっても紙一重で、将棋は全て勝つのは不可能なゲームのはずなのに… それから数年間、特定のいつも優勝する人と対局し、会話し、対局を観戦みると、その他の人との違いがおぼろげながら見えてきました。 その数ある違いの1つが「技 […]

学んだことを活用する

「読みをまとめてから指そうね」「論理的に指そうね」「学んだことを活用して指そうね」 頭の使い方シリーズ、今回は、学んだことを活用する、についてです。【過去記事】読みをまとめる論理的に指す 何の物事に取り組む時でも、理解しなければいけないことが存在します。将棋では、定跡、手筋、格言などが該当し、ここでは定跡に絞って書きます。 定跡とは、先人たちが創り上げた模範になる指し方です。算数で、九九や公式を覚 […]

論理的に指す

「読みをまとめてから指そうね」「論理的に指そうね」「学んだことを活用して指そうね」 この教室でよくお話しする内容をまとめた頭の使い方シリーズ、前回は「読みをまとめる」について書きました。今回は、論理的に指す、についてです。 将棋には、棋理という盤上の理があります。 -駒の損得、駒の働き、玉の安全度、手番の4つの要素で形勢が決まる-4枚の攻めは切れない、3枚以下の攻めは切れる可能性が高い-相手の弱点 […]