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夏の振り返りをしよう!

本日開催された小・中学生女子名人戦、奨励会入会試験もって、倉敷王将戦、テーブルマークこども大会、名古屋城こども王位戦、中学生名人戦、中学生選抜選手権、高校選手権など、この教室に関わる夏の大会、イベントラッシュが一段落しました。遠征された方もたくさんいらっしゃったと思います。大変お疲れさまでした。 重要な大会、対局の後に必ずやってほしいことは、振り返りです。振り返りの時に気を付けてほしいポイントにつ […]

知識の積み上げ

8月になりました。この夏休みにまとまった時間を確保でき、将棋の学習に取り組んでいる子はたくさんいるはず。そこで今回は、その時に気を付けてほしいポイントについて書きます。 それは、知識の積み上げです。言い換えると、理解できること、実践できることを積み上げていって、少しずつできることを増やしていこう、高度にしていこう、です。 詰将棋毎日、詰将棋を解くのが習慣になっている子はたくさんいます。難解な問題、 […]

強みと弱み

昨日は、都内で奨励会入会試験練習会を開催しました。ご参加いただいた皆さまありがとうございました! 練習会では、本番と同様に持時間1時間切れたら1手1分で対局しました。双方が持時間を使い切ると1局2時間以上かかり、いつものリアル教室や平日研究会とは異なり、贅沢な時の流れ方をします。そんなゆっくりとした時の中で、参加した子と対局しながら局面以外のことも考えていました。 以下は、昨日考えたことの備忘録で […]

壁を乗り越えるコツ

どんな物事でも取り組む中で誰もが「壁」にぶつかります。 急に勝てなくなる時期…それまで上手くいっていたやり方が通用しなくなる瞬間…低学年、中学年、高学年、中学生の境目や、初めて大きな大会に出場した時、研修会、奨励会など新たなフィールドに足を踏み入れた時… その原因は、棋力や年齢が上がると求められる“将棋の質”が変わっていくことにあります。 たとえば、低学年までは、敵玉を捕まえる力が強け […]

負けから学ぶ

倉敷王将戦、中学生選抜選手権の都道府県大会、中学生名人戦の地区大会が進行しています。その中で、幸運にも代表権を獲得できた子もいれば、惜しくも代表になれなかった子もいます。特に、代表決定戦まで進みながら負けてしまった時、その痛みは想像以上に大きいものです。 今回は、その負けを今後にどのように活かすのかについて考えてみます。 1. 悔しさを素直に受け入れる まずは「悔しい」という感情を素直に受け入れま […]

大きな目標を描く

この教室では、毎週の宿題として詰将棋の解図があり、4月第2週は詰将棋解答選手権の初級戦、一般戦の問題を取り組むことが毎年の恒例になっています。その一般戦の解答用紙と費やした時間を見て思ったことがありました。 「みんな、50分(一般戦の制限時間)で満点を目指しているな。」 日本各地で開催された結果からわかる通り、一般戦は難度が高く、かかった時間に関わらず満点を取ること自体が素晴らしいことです。しかし […]

自信

この教室は、大変ありがたいことに全国的に見ても棋力が高い子、実績をお持ちの子にたくさんご参加いただいていると認識しています。彼らと毎日のように接しやり取りする中で、最近よく思うことがあります。 それは棋力の高さ/実績の有無と自信にあまり相関性が無いことです。級位者でまだ実績が無くても自信満々の子もいますし、高段者で全国大会で優勝/入賞したことがあっても自信があまりない子もいます。 この事象はとても […]

新年度

昨日は娘がこれから通う中学校の入学式でした。いよいよ新学年がスタートですね。ご進学、ご進級おめでとうございます! pic.twitter.com/cupz5jxQmK — かむがふ (@KamugafuShogi) April 8, 2025 新年度になりました。お子様のご進学、ご進級おめでとうございます! 4/8(火)に中学校の入学式がありました。この教室を始めた時、幼稚園年中だった […]

保護者とのやり取りから

最近、受講生の保護者からいただいたメールの中からうれしかった話を紹介させてください。(ただの自慢話と感じられたら、申し訳ありません…) 先生の指導法は基本に忠実で親にもわかりやすい 将棋の盤上で奇をてらったことをすると局面が歪み本筋から外れていくように、どんな物事をするにしても基本に忠実であることが、一番効果的で上達が早く、最も遠くに行けると考えています。 私がいつもお伝えしていることに、難しいこ […]

コトに向かう

コトに向かう これは、株式会社ディー・エヌ・エーの創業者であり、先日26年ぶりに日本一になった横浜DeNAベイスターズのオーナー、さらに、日本経済団体連合会の副会長の顔を持つ、南場智子さんの仕事哲学です。 「仕事の成果を出すこと」を邪魔するもの:南場連載 南場さんがキャリアをスタートさせた頃、仕事がなかなか上手く行かず悩んでいた時(南場さんでさえそんな経験があるんですね)、自分の貢献や周りの評価な […]