基本の徹底

(当たり前で、そんなのもう知っているよ!と思われるのは承知で…)
新年なので、強く意識して、大切にしてほしいことを再び書きます。それは、基本を徹底してほしい、という事です。

いつもお伝えしていることですが、基本の習熟度が伸びしろを決める、と考えています。実は、基本はとても奥深いものなのです。例えば、ごく単純な3手詰1問でもここまで掘り下げることができます。(ここまで深く向き合えとは言いませんが、深く向き合う例として参考になるはずです。)

以下は、この年末年始に、教室内大会、オンライン対局、棋譜解析を通じて目にした事象です。

基本が身に付く前により難しいことに手を出す
これは、4部(+それ相当)の子に多いです。例えば、定跡ついて考えると、そのレベルになると相手が洗練された指し方をしてくるので、応用形の研究、実戦が中心になります。だからと言って、出現可能性が低い基本形を取り組まなくていい/忘れていいという話にはなりません。基本形を指された時に対応できない可能性が高いだけでなく、浅い理解では少し相手に工夫されると対応できないです。

ごく当たり前のことが抜けている
-玉を安全にしてから戦いを起こす
-駒を簡単に損をしない
-玉は包むように寄せる
など
級位者だけでなく、有段者でも抜けていることがよくあります。このような最低限押さえるべきポイントで抜けがあると、道場の段級や将棋倶楽部24のレーティングをいくら高めたとしても、将棋が安定しないため、なかなか星が集まらないという結果になりがちです。

全体的にあっさりしている
実戦では手を比較してより良い手を探したり、対局後はあーでもない、こーでもないと自身で検討したり、上手になろうとすると面倒臭い作業こそ重要です。
時間の使い方や対局後の振り返りなど、全体的にあっさりしていてもったいないと感じています。



これらの事象については、私にも責任があり反省しています。2024年は、これまで以上に基本を大切にしてもらえるよう、教室を運営していきたいです。基本の精度を上げるだけで、今よりも一歩も二歩も遠くに行けます!