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思考行動習慣

根性

早いもので10月になりました。今年も残すところ3か月ですね。 本日から緊急事態宣言が解除され、倉敷王将戦の都府県大会、J:COM杯、テーブルマークこども大会、そして来年頭には倉敷王将戦の全国大会、、、これから、たくさんのリアル大会が開催されると思います。さらに、オンラインになりますが、小中学生女子名人戦の全国大会もあります。 そこで、大事な大会に出場するにあたって、私が最も言っていいほど重要だと考 […]

引き算

8月上旬から始まった「第5回名古屋城こども王位戦」が先週末に終了しました。大会に参加された皆さま、大変お疲れさまでした。コロナ禍でリアル大会が開催されない中、大会でこども同士の対局を観る機会をほとんど持てず、こども将棋界で現在進行形で起こっていることを感じにくくなっているので、この機会に時間が許す限り観戦しました。 多くの子の対局を観戦していると、勝ち抜く子とそうでない子の特徴(違い)が大まかに見 […]

質問する力と勇気

どーやってそんなに強くなったん? How many hours did you practice everyday?(毎日、何時間くらい練習しましたか?) 先週末は、オーストラリア支部のキッズとの交流会を行いました。しゅうま先生をはじめオーストラリア支部の皆さん、貴重な機会をいただきありがとうございました! 交流会の冒頭で、私自身とこの教室の紹介をしました。 むかし全国大会で優勝したこと、その結果 […]

勝負の時

明日から奨励会入会試験が行われます。 今年は、この教室に深く関りがある子がたくさん受験するので感慨深いです。彼らを見ていると、常識的には異常と思われるくらい多くの時間を将棋に投資してきました。その努力が結果に結びつくよう願っています。 私には、奨励会を受験したり、奨励会に入会したりした経験はありませんが、応援の意味も込めて、今回は大きな勝負に臨む際に大切にしている心の持ち方について書きたいと思いま […]

変化することを恐れない

「試してみたけれど上手くいかなかったから元に戻しました。」 最近、リアル教室やオンライン対局で初段前後の何人かの子から同じ反応がありました。今までやった戦法や指し方(良くも悪くも我流)とは異なる戦法や指し方(先人が考えた定跡や手筋)にチャレンジした際、思うようにいかなかったので、今までやってきた戦法や指し方に戻したという話でした。 今までやってきたことに愛着があるのは素晴らしい事ですが、この取り組 […]

慢心

先週末の4連休は全国各地で多くの大会が開催され、いい報告がたくさん届きました。そこで今回は、結果が出た時の気持ちの持ち方について書きたいと思います。 「勝負事をする上で最大の敵は、慢心、酒、そして女だ!」 高校生の時、師匠に将棋を教わり、結果が出始めた時に強く言われた言葉で、今でも心に残っています。(最後の女性については、SDGsなどでジェンダーの平等が掲げられる現代では問題発言かもしれませんが、 […]

気付き

「今までは、先手でも後手でも角換わりを目指していました。しかし、自分が先手で相手が横歩取りを目指してきた時、角換わりを目指すには自分から一手損を甘受して角を交換するしかなく、先手番を放棄して後手番になっていました。それはとても損な事だと思い、横歩取りを勉強し始めました。」 最近、対局した子からこのような話を聞きました。自分で自分の将棋の改善点に気付くのは高度な思考で、大変感心しました。この気付きを […]

「二月の勝者」を読んで

先日、受講生の保護者とやり取りをしていたところ、中学受験マンガ「二月の勝者」を勧められ、現在発売されている11巻まで読んでみました。中学受験に限らず、教育や子育て、もちろん将棋にも参考になる話がたくさんあったので、特に印象に残った言葉を3つ紹介したいと思います。 受験で勝つことばかりを考えていると、せこい点取り虫になってしまうことがある。そのまま大人になってしまうと悲惨だよ。 第5集 第38講 「 […]

少しずつ成長する

この教室を運営して、たくさんの親子とやり取りしていると、個々の目標をお伺いする機会があります。この1か月でも、何人もの親子から具体的な目標をお聞きし、目標の高さに大変心強く思いました。そこで今回は、目標設定について、自分の考えを書きたいと思います。 ・小学生のタイトルを獲りたい。・今年度中に、将棋倶楽部24のレーティングX点になりたい。・半年以内に、将棋会館道場で初段になりたい。・教室で先生の二枚 […]

考える将棋

最近、学業や塾などの勉強で将棋に十分に時間を割けないという声をよく聞きます。小学校高学年や中学生になって、勉強と将棋を両方頑張りたい!という子はとても多いという認識で、今回はそれに対する私の考えを書きたいと思います。 まず大前提として、勉強は将棋にプラスだと考えています。 私の息子も今年度から高学年になり、友達の誘いもあり塾に行くようになりました。その影響で、塾の宿題を解くことが最近良くありますが […]