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思考行動習慣

数が全てを解決する

伸びしろのある有段者シリーズ。前回は、戦法の選び方について、お伝えしました。いくつかの基準を設けて戦法を選べば、序盤の勉強を簡略化でき、勝敗決定に最も深く関わる終盤の勉強に時間を注げること、をご理解いただけたと思います。今回は、最も重要な終盤の勉強法について書きたいと思います。 ——— 結論からお伝えすると、終盤の勉強は、とにかく数をこなすしかないと考えています。ここで言う”数をこなす”とは、スラ […]

一歩一歩

#2019年 の主な出来事8月 倉敷王将戦全国大会 低学年の部優勝9月 教室対抗戦 無差別級 準優勝10月 木村王位イベント「受けの真髄」11月 テーブルマークこども大会東京大会優勝 皆さまのご理解、ご支援のお蔭で素晴らしい一年になりました。来年も全力で頑張ります!良いお年をお迎えください。 pic.twitter.com/uzHKQ01IJJ — かむがふ (@KamugafuShogi) De […]

努力の目的

テーブルマークこども大会東京大会、8月の倉敷王将戦全国大会に続いて教室の受講生から優勝者が出ました!初めて手にした純銀の優勝カップはとても眩しかったです。引き続き、頑張ります。 pic.twitter.com/qc89Mhce44 — かむがふ (@KamugafuShogi) November 17, 2019 テーブルマークこども大会東京大会に参加された皆さま大変お疲れさまでした。この大会をも […]

駒の方向性

先週末は、木村一基王位をお招きしてイベントを開催しました。ご参加いただいた皆さまありがとうございました!その大盤解説の中で、「今のプロの将棋はセオリー外の手が多すぎ、子供のうちは基本に忠実に指した方が良い」という話がありました。 基本とは、”守りは金銀3枚””攻めは4枚(飛角銀桂)””安易に手損、駒損をしない””飛と玉を反対の位置に置く”などいろいろありますが、今日は、基本の1つであり、伸びしろに […]

勝敗に直結する個性

既報の通り、10/5(土)に木村一基九段に教室にお越しいただきイベントを開催します。この夏、木村九段は、王位戦七番勝負と竜王戦挑戦者決定戦三番勝負で豊島二冠と十番勝負を戦っています。(現時点で、木村九段から見て、王位戦は3勝3敗、竜王戦は1勝2敗) 2週間後に行われる10局目の王位戦第7局は大一番で必見です。 この十番勝負を見ていて感じるのは、持ち味(個性)を出すことが勝ちにつながる、という事です […]

夏休みの振り返りをしよう!

早いもので、約40日あった夏休みも終わりですね。 将棋を指したら、棋譜を取ってここが良かった、あそこが悪かった、次はこうしようと振り返りを行うように、ぜひこの夏休みの取り組みの振り返りをしてほしいと思います。 将棋関連の振り返るポイントとしては、 大会:出場した大会でどのような成績を収めたのか道場:段級やレーティングがどのくらい上がったのか対局:どんな戦法を何局くらい指したのか勉強:何を学んだのか […]

AI時代の学び方

今日は、都内で羽生さんの話を聞きました。AI時代の学び方で 「今までは、問題があって、プロセスを考えて、答えを導き出す。今は、問題があって、答えがあって、プロセスを考える。このやり方で、子供が全体像を理解して強くなれるのか、やってみないとわからない。」 と仰っていて、印象的でした。 — かむがふ (@KamugafuShogi) July 17, 2019 先週、羽生善治さんの講演を聞く機会があり […]

目線の高さ

将棋は(将棋以外でも同じだと思います)棋力が上がれば上がるほど、盤上の技術だけでなく、それ以外の+αが求められるゲームです。その1つが”目線の高さ”だと思っています。 どのような目標を設定するのか、どのような視点で物事を捉えるのか、どのくらい深く広く考えるのか、どのくらいの時間軸で取り組むのか、、、そして、どのくらいで満足するのか これらは全て目線の高さで決まります。 私自身の将棋人生を振り返ると […]

倉敷王将戦、中学選抜選手権を終えて

6/9(日)で教室の受講生の倉敷王将戦、中学選抜選手権が全て終了しました。その結果、船橋の研究会、教室の受講生から倉敷王将戦の低学年の部、高学年の部でそれぞれ1人ずつ県代表が出ました。全国大会への切符を獲得された方々、本当におめでとうございます! 今回の結果を受け、自分の教室から県代表を輩出できてとてもうれしい、と思うのと同時に、今回のような結果を継続的に出して初めて評価いただける教室になる、とも […]

1度きりの勝負

今週末は倉敷王将戦、中学選抜選手権の千葉県大会です。昨年の同大会が昨日のように思い出され、1年は本当にあっという間ですね。 教室を運営していて感じるのは、小中学生の大会、その中でも特に低学年の部と高学年の部で分かれている倉敷王将戦は、その1回限りの勝負をしているということ。高校野球などの学生スポーツと同じで、次の年は無いという気持ちで取り組んでいる親子を何組も見てきました。 そこで今回は、私の将棋 […]