CATEGORY

思考行動習慣

勝敗に直結する個性

既報の通り、10/5(土)に木村一基九段に教室にお越しいただきイベントを開催します。この夏、木村九段は、王位戦七番勝負と竜王戦挑戦者決定戦三番勝負で豊島二冠と十番勝負を戦っています。(現時点で、木村九段から見て、王位戦は3勝3敗、竜王戦は1勝2敗) 2週間後に行われる10局目の王位戦第7局は大一番で必見です。 この十番勝負を見ていて感じるのは、持ち味(個性)を出すことが勝ちにつながる、という事です […]

夏休みの振り返りをしよう!

早いもので、約40日あった夏休みも終わりですね。 将棋を指したら、棋譜を取ってここが良かった、あそこが悪かった、次はこうしようと振り返りを行うように、ぜひこの夏休みの取り組みの振り返りをしてほしいと思います。 将棋関連の振り返るポイントとしては、 大会:出場した大会でどのような成績を収めたのか道場:段級やレーティングがどのくらい上がったのか対局:どんな戦法を何局くらい指したのか勉強:何を学んだのか […]

AI時代の学び方

今日は、都内で羽生さんの話を聞きました。AI時代の学び方で 「今までは、問題があって、プロセスを考えて、答えを導き出す。今は、問題があって、答えがあって、プロセスを考える。このやり方で、子供が全体像を理解して強くなれるのか、やってみないとわからない。」 と仰っていて、印象的でした。 — かむがふ (@KamugafuShogi) July 17, 2019 先週、羽生善治さんの講演を聞く機会があり […]

目線の高さ

将棋は(将棋以外でも同じだと思います)棋力が上がれば上がるほど、盤上の技術だけでなく、それ以外の+αが求められるゲームです。その1つが”目線の高さ”だと思っています。 どのような目標を設定するのか、どのような視点で物事を捉えるのか、どのくらい深く広く考えるのか、どのくらいの時間軸で取り組むのか、、、そして、どのくらいで満足するのか これらは全て目線の高さで決まります。 私自身の将棋人生を振り返ると […]

倉敷王将戦、中学選抜選手権を終えて

6/9(日)で教室の受講生の倉敷王将戦、中学選抜選手権が全て終了しました。その結果、船橋の研究会、教室の受講生から倉敷王将戦の低学年の部、高学年の部でそれぞれ1人ずつ県代表が出ました。全国大会への切符を獲得された方々、本当におめでとうございます! 今回の結果を受け、自分の教室から県代表を輩出できてとてもうれしい、と思うのと同時に、今回のような結果を継続的に出して初めて評価いただける教室になる、とも […]

1度きりの勝負

今週末は倉敷王将戦、中学選抜選手権の千葉県大会です。昨年の同大会が昨日のように思い出され、1年は本当にあっという間ですね。 教室を運営していて感じるのは、小中学生の大会、その中でも特に低学年の部と高学年の部で分かれている倉敷王将戦は、その1回限りの勝負をしているということ。高校野球などの学生スポーツと同じで、次の年は無いという気持ちで取り組んでいる親子を何組も見てきました。 そこで今回は、私の将棋 […]

問われるのは真摯さ

いよいよ今週末から首都圏の小学生倉敷王将戦や中学生選抜選手権の県大会が始まります。この大会を目標に日々頑張ってきた子も多いと思います。 「大事な大会で優勝するためには何が必要ですか?」 と仕事柄よく聞かれますが、その質問に対してはこう答えるようにしています。 「入賞レベル(上位10~20%くらい)であれば棋力を高めれば入れる。しかし、一番になるには棋力+αが必要です。」 そして、その+αとは何かと […]

目指すのは好きになる事

年度の変わり目だからなのか、今週末の印西の教室に新しい子が何人か参加します。そこで今回は、将棋を始めたばかりの親子に押さえていただきたいポイントについて書きたいと思います。 まず最初に目指していただきたいのは、将棋を好きになる事。将棋は、スポーツなどとは違い凄さが目に見えないため、面白さがわかるまでに少し時間がかかるゲームだと思っています。将棋を好きになり、将棋って面白い!楽しい!と感じるようにな […]

心の持ち方

最近、何人かの方に、対局の時の心の持ち方についての質問を受けたり、お話しする機会がありました。一生懸命勉強して実力を向上するのも大切ですが、心を整えて本番で持っている力を十分に発揮するのもとても大切です。 そこで、私自身が意識しているポイントについてご紹介したいと思います。 1. 今と自分のみに意識を集中させる大会になったり、大事な一番を迎えると緊張していつもの力を出せない事はよくあります。その原 […]

みんなでやるから遠くにいける

前回3/17(日)の印西の教室で、初級クラスの受講生に 「ぜひ一度道場に行って将棋を指してみよう!」 という話をしました。 道場は敷居が高いと思うかもしれませんが、子供も多く1度行ってしまえばすぐに慣れるはず。特に初級者は対局数が大切で、3時間くらい道場にいて、20局くらい対局することを繰り返せばあっという間に上達すると思います。 この背景にあるのは、 “1人で考え学ぶのは限界がある、みんなで考え […]