MONTH

2022年7月

指したい将棋は何か?

将棋はサイエンスでもあり、アートでもあります。盤上の理(制約)の中に、自己表現の場(自由)があります。その自由なキャンパスに描く時に問われるのは、どんな将棋を指したいのかという自身の意思、意見です。#かむがふTips — かむがふ (@KamugafuShogi) July 27, 2022 夏休みが始まりました。将棋に多くの時間を使える子がたくさんいると思います。 そのような状況になると、実戦、 […]

大会直前に気を付けること

早いもので、文部科学大臣杯(小学校単位の団体戦)まであと数日、中学生選抜選手権、倉敷王将戦まであと2週間になりました。 3大会合わせて、この教室から約30名の子が参加します。そこで、直前の調整で気を付けてほしいことを書きます。 ルーティンを崩さない 毎日取り組んでいることを崩さないようにしましょう。 例えば、毎日10分詰将棋を解いている場合、大会3日前から1日30分のように急に負荷をかけても効果は […]

将棋の学び方の講演会

保護者向けに将棋の学習の仕方をお話する場を作ったら参加したい方はいらっしゃるのかなぁ?将棋の学習法がよくわからず、モヤモヤしている方がたくさんいらっしゃるような気がしています。 — かむがふ (@KamugafuShogi) June 8, 2022 既にご存じの方もいらっしゃると思いますが、8/19(金)19:30~LPSA主催で「将棋の学び方」についてZoomでお話しします。 「将棋の勉強方法 […]

里見女流四冠のコメント考察

昔は時間重視で勉強していたんですけれど、ちょっと勉強の仕方を変えたっていうところもあります。あとはAIがすごく強くなっている社会で、自分の個性を出せる将棋をしたいなと考えた時、自由度の高い、勝敗に限らず、そういう将棋を指していきたいなというのが、結果的にはよくなっていたのかな、と思います。 これは、プロ編入試験の受験を決めた里見香奈女流四冠の記者会見で、「成績が上がっている要因は?」と質問を受けた […]

見落としの改善法

将棋は、100手で終局する場合、その半分の50回自分の駒を動かすことになります。そこで重要なのは、最善手を1手指すよりも、大悪手を1手指さないことです。 例えば、100点満点として10点の手が1手ある場合、どれだけ100点の手があったとしても全体としては10点になる、つまり、悪い手の点数に全体の点数が引きずられる、が将棋の特性です。もし最善手にこだわるあまり、大悪手を指してしまう可能性が高まるので […]