リアルの価値

今日からGWがスタートですね!
大会、道場、研究など、それぞれの将棋ライフを楽しみましょう!

私は、今日は名古屋、明日は大阪でリアル教室を開催するため新幹線に乗り、その車内でこのブログを書いています。そこで、時間をかけて名古屋、大阪に伺う理由について書きたいと思います。


オンラインとリアルの違い

この教室は、新型コロナウイルスの感染拡大により2020年4月にオンライン化して、その後はオンラインとリアルの併用で運営しています。その経験から、

オンラインでほとんどのことは解決するが、それでもリアルでしかわからないことがある

と考えています。

棋風や技術的な課題、持時間の使い方、将棋観などは勉強会や対局のオンライン上のやり取りでもわかり、それで大部分は解決します。しかし、対局中の気持ちの揺れ動きや勝負観など人間的な要素は、お会いして対局してみないと深くはわかりません。

そして、その人間的な要素は極めて曖昧で、論理的ではありませんが、肝の勝負で大きく影響します。(←私の勝負観です。)

なので、倉敷王将戦や中学選抜のシーズンにリアルで対局することは、受講生にも私にも価値があると考えています。

お会いして仲を深める

加えて、人間は実際に生でお会いして仲良くなる生き物だと考えています。

リアル教室を開催すると、オンライン上ではなかなか出来ない話が入り、お互いをより理解し合えると考えています。それが、くだらない雑談だったとしても、人となりを理解する貴重な機会になります。これは、こどもだけでなく、保護者も同じはずです。


倉敷王将戦の全国大会の前日にリアル教室を開催し、当日は会場で観戦するのは恒例行事になっていますが、時間をかけて倉敷に伺うのも同じ理由です。やはり、現場でしかわからないことがあります。(もちろん今年も予定しており、既に教室の会場とホテルと新幹線は押さえました!笑)

オンラインがどれだけ進化しても、リアルの価値は不変だと思っており、これからもオンラインとリアルを上手く組み合わせて運営していきたいです。