真似てほしい藤井七冠の姿勢

昨日、藤井聡太さんが名人を奪取し、史上最年少で名人を獲得するとともに、二人目の七冠になりました。

私が将棋を始めたのは、羽生善治さんが七冠全冠制覇にチャレンジしていた最中の羽生ブームで中学校の休み時間に将棋を指すのが流行ったことがきっかけでした。藤井聡太さんが現れるまで、二度と見ることはないと思っていた七冠を再び観られるかもしれない思い、昨日はAbemaTVにかじりついて対局を観戦していました。

印象的だったのは、優勢(約+1,400点)な終盤戦での夕食休憩であっという間に対局室に戻ってきて読みふけっていた姿でした。以下の動画の12:50~27:30で確認できます。

この姿は本局に限らず、藤井聡太さんの日常ですが、

・読むこと、考えることが本当に好き!
・少しでも上手になりたい!
・目の前の1局に全力を尽くしたい!

という気持ちがストレートに伝わってくる姿で、将棋を指すことを上手になりたい子には、指し手以上にこのような姿勢を真似てほしいと思っています。この姿勢を継続すれば、力が付くのは間違いありません。

史上最年少での名人獲得と史上二人目の七冠獲得を達成した藤井聡太さんの将棋をこれからも注目し続けたいと思います。