Be Do Have

「次回から×部で参加させていただくのは可能でしょうか?」

この教室では、東京と大阪にある将棋会館道場と将棋ウォーズの段級位、将棋倶楽部24のレーティングでオンライン勉強会のクラス分けをしています。(クラス分けの規定は、こちらのページをご確認ください。)

その中で、最近上記のような問い合わせをたくさん受けました。今回は、その時に感じたことを書きます。


成功哲学の分野に”Be” “Do” “Have”という考え方があります。

Be:在り方、望む状態
Do:行動
Have:結果、肩書

これら3つの要素は密接に関係していますが、人によって最重要視する要素と順序が異なると認識しています。

Be + Do = Have (在り方やなりたい自分が先にあり、それに向けて努力し、結果や肩書を得る)
Do + Have = Be (まず行動して、結果や肩書を得ると、なりたい自分になれる)
Have + Do = Be (まずは必要なものを得て、行動すれば、なりたい自分になれる)

このように様々な順序がありますが、将棋の世界や社会の様々な分野を見てきて長期的に結果を残し続けるのは、

Be + Do = Have

つまり、在り方や望む状態(Be)を最重要視して、それに向けての努力や未来の自分になりきって行動を重ね(Do)、自然に結果や肩書を得て(Have)、しかもその結果や肩書には執着しない

という考え方が習慣化された人が多いと感じています。

なので、私もBeを最重要視して、将棋の魅力や技術をわかりやすく、面白く伝えられる存在になりたい、そのための行動を重ねたい、と考えています。

冒頭のクラス分けの話に戻します。

少しでも上のクラスに入りたいと思う気持ちは素晴らしいですが、クラスにこだわり過ぎたり、クラスを上げるために将棋倶楽部24のレーティングの多少の上下を気にして新たな戦法や手を試すのをやめたりするのは、Haveを最重要視する考え方であり、成長のスピードを弱めてしまう危険性があります。

サービスを提供している私が言ってはいけない発言かもしれませんが、どのクラスでも本質的に学べる内容は変わりません。さらに、多くの子が大会で優勝、入賞したいという気持ちを持っていると思っていますが、4部でなくても他のクラスでも優勝、入賞できます。段級位やクラス、レーティングのゼッケンを付けて大会に出場するわけではありませんよね。

重要なのは、今の自分と比べて少しでも成長していくことに意識を集中させ、それに向けて努力を重ねることであり、クラスや大会の優勝、入賞は、その結果、自然に手に入るものです。


上のクラスに参加したいという気持ちはうれしいし、ありがたいです。しかるべきタイミングでクラスを上げますので、焦らずに日々すべきことに取り組んでいただきたいです。