考える楽しさ

新年あけましておめでとうございます。

昨年は、新たな企画にたくさんチャレンジをたくさんした1年でした。この1月でかむがふは5年目に入ります。年始のご挨拶を兼ねて、この教室がどう在りたいか、書きたいと思います。


考える楽しさを伝える

魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ

という言葉があります。

将棋に置き換えれば、特定の局面における次の一手で目先の一勝を与えるのではなく、その次の一手を導き出すための考え方を教える、という意味だと理解しています。

考える、の語源の”かむがふ”を教室の名前に決めた初心を忘れず、手だけではなく、様々な局面、さらに大きく捉えると将棋以外にも転用可能な汎用的な考え方を伝えていきます。

考え方を身に付けるためには、「考える楽しさ」を感じていただく必要があると思っています。こどもだけでなく、将棋を知らない保護者にもご理解いただける平易なロジックで伝えられるよう努めます。そして、私自身が「考える楽しさ」を感じて伝えるのが、こどもがそれを感じるのに最も効果的な方法だと思っています。将棋を指すこと、将棋を伝えることにおいて、受講生の誰よりも楽しんで取り組んでいきたいです。

(これはこれまで通りですが、念のため書きました。)


新たなチャレンジの継続

ありがたいことに、今では1都2府16県の方からご参加いただけるようになりました。そして、大会の優勝入賞や研修会での昇級など毎週のように受講生の成果をご報告出来るようになりました。教室を始めて4年、ようやく少し軌道に乗ってきたと感じています。

しかし、将棋を指すのと同様に、現状維持は後退と考えて、新たなチャレンジを続けます。1月は、倉敷王将戦の全国大会の観戦を兼ねて、倉敷市でリアル教室を開催します。首都圏以外でのリアル教室の開催は初めてです。また、滞在中にオンライン対局でワーケーションにも挑戦します。両方とも初めての取り組みでとても楽しみです。

新たな企画にどんどん挑戦していきます。(これも、考える楽しさ、の1つだと思っています。) 悪手もたくさんあると思いますが、必ず改善する努力をしますので、懲りずにお付き合いください…笑

こんなことをやってほしい!というご依頼は大歓迎です。必ず検討しますので、ぜひご連絡いただければ幸いです。


2022年も当教室をよろしくお願いいたします。