11/20(日)のテーブルマークこども大会東京大会に向けて、明日は都内で練習会を開催します。この練習会の売りは (特に午後の有段者の部で) 本番よりも過酷なことで、同席する親御さんも間違いなくぐったりされると思います!笑
今回は、この練習会を設ける意図について書きます。
練習で120%の力で振れ。
そうすれば試合は80%の力でいい。
ホームランというのは準備したことがちゃんとできているだけの話。
これらは世界のホームラン王の王貞治さんの言葉です。この言葉の背景には、
・練習は、自身をより高めるために少しずつ限界値を引き上げていく場
・本番は、練習で出来たことを実践する場
という考え方があると思っています。
本番では練習で身に付いたこと以上のパフォーマンスは出せないのです。だから、本番でより良いパフォーマンスを出すためには、日々の練習で少しずつ自身の限界を超えていかなければいけない。限界に挑戦するのは、本番ではなく練習です。
この教室では、その点を特に意識してサービスを設計しているつもりです。
・私との駒落ちの卒業要件はどの手合いでも一般的な水準よりも高いはずです。
・定跡や手筋については、本当に理解していないと問題ない=OKとは言いません。
・毎週の宿題の詰将棋は、難しすぎるくらいに難しいです。
・明日のテーブルマーク練習会は、本当に過酷な本番よりも過酷だと思われます。
こうしておけば、大会や道場、他の教室に行っても自身の持っている力の80%くらいを出せば(一般的な言葉を使えば普通に力を出し切れば) 悔いのない将棋を指せて、満足のいく結果が出るはずです。
教室に参加する/しないに限らず、日々の練習で少しずつ自身の限界値を高めて、上達し続けていきましょう!(ただし、挑戦しすぎてあまりに負荷をかけすぎると体も心も壊れてしまうので、本当に少しずつです。ご注意ください。)