詰将棋講座で伝えたかったこと

先週末は詰将棋講座でした。初めての試みにも関わらず、たくさんの方にご参加いただきありがとうございました!

講師の竹中さんにこの企画を依頼したのは年明けの1月2日。それから約2ヵ月間、膨大な時間と労力をかけて講座のコンテンツをご準備いただきました。改めて感謝申し上げます。

この講座は、詰将棋の解図力、創作力を高める事が目的ですが、私が本当にお伝えしたかった事は、、、

1.好きこそものの上手なれ

一番感じて欲しかったのは、竹中さんの詰将棋への情熱。好きというレベルではなく、超がいくつも付くド変態です(笑) 講座を受講された方は、その資料からも伝わってくると思います。こども達には、将棋でも、詰将棋でも、他の何でもいいので、あれくらい情熱を注げるようになってほしいと思います。もしそうなれば、ノウハウ(詰将棋であれば、解図力、創作力)は勝手に身に付きます。

2.数が解決

講座中に、竹中さんからまずは詰将棋を1万問解きましょう、という話がありました。加えて、平日に10問、休日に25問ずつ解けば、たったの2年で到達する数ですよと。これは、私がいつもお伝えしている事と同じです。1日10分やり続けて数さえこなせば、能力に関係なく誰でもできるようになります。騙されたと思って継続してやってほしいと思います。

3.基本の反復練習の重要性

最後に、やはりと言うべきか、講座資料で竹中さんがおススメした詰将棋本は、詰将棋ハンドブックシリーズなど基本が詰まった本でした。まずは、基本の詰みのパターンをスラスラ解けるようにならないと、難しい問題は解けるようになりませんよと。できる人も、最初は基本の反復練習から入っていますし、できる人こそ、その反復練習を大切にします。こどもにも真似してほしいと思います。

改めて、この講座をやってよかったです。今後も、今回のような尖がった講座を企画していきます(笑) 次回をお楽しみに!