最近特に感じるのは数の重要性。実戦の数、詰将棋の数…やり込みは能力の高さを遥かに凌駕します。数をこなせば必ず結果に結びつくわけではないけれど、結果を残している子は数をこなしています。
— かむがふ (@KamugafuShogi) June 12, 2024
最近のXの投稿への反響が大きかったので、今回のブログでは数の重要性について取り上げます。
習うより慣れよ
古くから使われてきた言葉で、理屈で覚えるのではなく、まずは体で覚えるのが物事の上達の鉄則です。
たくさんの方に教室にお越しいただくのは大変ありがたいですが… 習うのは、道場やインターネットで対局を重ねてから、詰将棋をたくさん解いてから、定跡や手筋を覚えてから、そして何よりそれらを通して自身で考えてから、で遅くありません。数をこなした上で先生から教わって、はじめて効果があがります。指導対局を1局受けるのは、自身で数十局対局した後です。
倉敷王将戦、中学生選抜選手権、中学生名人戦の結果を見ると、数をこなせば必ず結果に結びつくという話ではありませんが、結果を残した子は数をこなしています。数は絶対に裏切りません。(必要な数は個人差がありますが、誰もが最低限の数は必要です。)
こう書いている私も、この教室を通して毎月数百の対局の機会をいただいています。将棋の先生の一般的な指導対局数を知りませんが、少なくはないはずでその数はこの教室の根幹だと考えています。
上手になりたい!と本気で思う子は、数にこだわってほしいです。