目指すのは好きになる事

年度の変わり目だからなのか、今週末の印西の教室に新しい子が何人か参加します。そこで今回は、将棋を始めたばかりの親子に押さえていただきたいポイントについて書きたいと思います。

まず最初に目指していただきたいのは、将棋を好きになる事。将棋は、スポーツなどとは違い凄さが目に見えないため、面白さがわかるまでに少し時間がかかるゲームだと思っています。将棋を好きになり、将棋って面白い!楽しい!と感じるようになりさえすれば、子供は自発的に学び勝手に成長していきます。

将棋を好きになるためのポイントは、

1.勝つ経験を積ませる

子供は勝てないと面白いと感じないもの。最初は、勝つ楽しさや喜びを味わせるのがとても重要です。例えば、自宅で親子で対局する時(もし親がルールがわからなけえれば本を読みながら対局してもよいと思います)、負けてあげたり、ぴよ将棋などのアプリでAIと対局する時、一番低いレベルに設定して勝ちやすくしたり、するのが良いと思います。

2.とにかくほめる

次に、どんな些細な事でもよいので褒めましょう。最初は駒の動かし方が違ったり、二歩を打ったり、ルール通りできないこともあるかもしれませんが、あえて無視してできるところを褒めましょう。自分はできる!と思わせるのは、好きになる第一歩だと思います。

3.毎日継続する

最後に、毎日5~10分でいいので継続しましょう。勉強や他の習い事など何でも同じだと思いますが、毎日継続することで学習効果が高まり、少しずつ面白さを感じられるようになると思います。対局、詰将棋、将棋本の読書などその子の肌に合うものでいいので、毎日少しずつを継続してほしいと思います。

せっかく将棋に触れるので、将棋を好きになってもらえたらとてもうれしく思います。