職団戦

11/4(月祝)に千駄ヶ谷の東京体育館で開催された「第126回職域団体対抗将棋大会」に参加しました。同一職場の5人1組の団体戦で、今回は400チーム計2,000人を超える社会人が参加しました。コロナ禍前の数字に戻ったそうです。

現在、私が出場している唯一の大会です。(体がいくつかあったら、アマ大会に出場するための準備をしてプレイヤーとしても活動したいのですが… 今はこの教室の運営に専念しています。)

大会に参加していつも思うことは、皆さんが楽しそうに将棋を指していることです。それぞれ仕事や家庭などでお忙しいと思うのですが、本当に楽しそうに、かつ、本当に必死に(疲れもあるのでフラフラになりながら…笑)指しています。

この教室は、夢や目標があって本気で上達したいと思う親子が多く集まってきているので、どうしても棋力の向上や結果に焦点が当たりがちです。それはもちろん素晴らしいことなのですが、将棋は本来心から楽しむものだと思っています。

一言で将棋と言っても様々な要素があり、

-盤上のロジック
-洗練された定跡
-複雑で難解な中終盤
-自分の考えを自由に表現できること
-考えても考えても結論が出ないこと
-わからなかったことが理解/実践できるようになること
-相手に勝った時の快感/負けた時の悔しさ
-勝ち負けがハッキリしていること
-将友/ライバルとのつながり
-棋力の向上
-大会の結果

など、楽しいと感じる要素は人それぞれだと認識しています。

将棋を指すのが上手になるのは本当に大変です。その中で、楽しいと思う気持ちを忘れずに/失わずに、保護者の皆さんには我が子がどの要素を重要視しているのかを見極めていただいて、取り組んでほしいと思っています。

職団戦は、一生の趣味を持つ素晴らしさをいつも感じさせてくれる大会です。次回も楽しみにしています。