つい最近、新学期が始まり進級進学したと思ったら、あっという間に7月下旬になりました。今週来週から夏休みがスタートする子が多いと思います。
このブログの読者は、夏休みに将棋を指すのを上達したいと思っている親子が多いと認識しています。そこで今回は、夏休みのスタートにやってほしいこと、気を付けてほしいことを書きます。
目標の設定
まずは目標を決めましょう!
大会での優勝/入賞、道場での昇級/昇段、インターネット対局でのレーティング×点向上のような結果に関係する目標でも、毎日詰将棋を×問解く、週に×局対局するのような行動に関係する目標でも何でも構いません。
目標が設定できると、気持ちに張りが生まれます。
目標達成のための要件と行動
次に、その目標を達成するために何をするのか、を考えましょう。
行動に関係する目標を決めた子は、どうやって時間を確保するのかを考えましょう。時間を確保するのはなかなか大変です。
結果に関係する目標を決めた子は、そのために具体的に何をするのか、行動を決めましょう。この教室には、奨励会入会試験を受験、県代表になって全国大会に出場する子がたくさんいますが、そのような子は、目標を達成するためには、何が求められるのか、何を出来るようになる必要があるのか、何を理解しなければいけないのか、の要件を考えた上で、行動に落とし込めるといいと思います。要件や行動がクリアに描ければ描けるほど、上達につながり目標を達成できる可能性が高いです。
要件や行動を考えるのは、小中学生1人で決めるのはなかなか難しいと思うので、親子で話し合って決めることをおススメします。
貴重な夏休みが、充実した時間になるよう願っています。毎日、楽しく、頑張りましょう!