学習の継続

先週1/6は地元の千葉県印西市でこの教室をスタートさせた日で誕生日、7年目に入りました。丸6年運営してきて、これまで300人超の子と接する機会をいただきました。

さまざまなタイプの子を一定期間見てきて感じるのは、短期的には能力に占める割合が大きいのは否めないものの、長期的には学習を継続する習慣が上達への最も重要な要素であることです。つまり、興味を持って続けたもん勝ちです。

これは、あくまで私の感覚でしかありませんが、先日興味深い話を聞きました。中学受験中の息子が模試を受けている時、同時開催された保護者向け説明会でのとある学校の学園長の話です。

ギリギリの成績で合格して、入学後についていけるのか、心配される保護者の方は多いです。しかし、入学試験での成績と入学後数年間の成績を比較すると、実は相関性は高くありません。入学後数年間の成績と相関性が高いのは、中学1年生の1学期の中間テストの成績です。その試験の成績が決まる重要な要素は、入学時点で学習を継続する習慣があるか否か、つまり、入学試験から入学式までの約80日の過ごし方です。この期間、学習を継続する習慣を失わないようにしましょう。結局は、趣味のように日々学ぶ子が最強です。

パワーポイントに整理された詳細なデータをもとに説明されたので、説得力がある話でした。

-学ぶことの楽しさを理解すること
-興味を失わないこと
-(常に全速力で無くても構わないので)学びを続けること

の大切さ、学習を継続する習慣の強さをこの教室を通じて感じています。少しでもそのサポートをできる教室でありたいと改めて思った出来事でした。