詰将棋は裏切らない

昨年末、関東の二大将棋教室であるドラの穴教室、江古田将棋教室の交流戦に参加させていただきました。リーグ戦の前に詰将棋早解き競争を行いましたが、私の教室から参加したメンバーはとても残念な結果でした。。。(苦笑)

その時、分かったのは、

-詰将棋の解答力=読みの力と棋力は極めて相関性が高い
-私の教室には、詰将棋の解答力を測る術が存在しない

の2点でした。後者が大きな課題で「3手詰ハンドブック1冊を10分で解き切れるまでやり込む」など、勉強の対象と目標は示していたものの、その成果を測る仕組みが無かった事を大いに反省しました。

そこで、今年からドラの穴教室を参考に毎回教室や研究会で詰将棋早解き競争を実施する事に決めました。

数回やってわかったのは、詰将棋は慣れの問題だという事。最初は正解率が2~3割は当たり前で、現実の厳しさに親子共に青ざめますが(笑)、しっかり現実と向き合い努力すれば必ず出来るようになります。その証拠に、教室に通っている子(もちろん、詰将棋を自宅で継続的に取り組んでいます)の点数は徐々に上がるのを確認できています。

将棋は、相手がおり、様々な勝敗決定要素が複雑に絡み合って構成されているので、絶対に勝てる勉強法やテクニックは存在しません。なので、たとえ努力したとしてもよく裏切られます(笑) しかし、詰将棋は違います。やればやっただけ出来るようになり、読みの力=(正確には)将来棋力に反映される可能性が高い伸びしろ、にダイレクトに跳ね返ってきます。

「詰将棋は裏切らない」を信じて、毎日コツコツ取り組んですね!