教室、道場、大会を組み合わせよう

先日発表した通り、2019年1月から印西の教室を隔週に戻し、裏の週で船橋で研究会と教室を開催することにしました。重要な決定であり、特に当教室の受講者の皆さまには丁寧に説明する必要があると思います。今日は、このシステム変更の意図について書きたいと思います。

昨年1年間教室を運営して痛感したのは、

「将棋を上達するための要素を教室だけで提供するのは難しい」

でした。

思うに、将棋(以外でも何でも同じだと思います)を上達するための要素とは、

1.適切にインプットできる環境
・定跡、手筋などのセオリーの習得
・上手な人の指し方、考え方の模倣、習得
など

2.学んだ事を試しアウトプットできる環境
・同じくらいの棋力の人との数多くの対局
・上手な人との対局
など

3.本番の環境
・1,2で磨いた力を測る場

の3つの環境を上手く組み合わせる必要があると考えています。

しかし、教室が提供できるのは、定跡や手筋などで上手な指し方や考え方を教えたり、先生と対局したり、同じくらいの棋力の受講者同士で少し対局したり、つまり、1と2の一部分だけなんですよね。

アウトプットの場としては道場が最適で、初心者や初級者のうちは1日15~20局くらいの対局を短期間に繰り返せば上達が加速しますし、教室や道場で身に付けた力を本番の大会で測るのも大切だと思います。

いつも当教室にお越しいただけるのはとてもありがたいのですが、それだけでなく道場や大会にも積極的に顔を出してほしい、という思いから、同じ印西で毎週開催するのではなく、印西と船橋で隔週で開催する今回のシステム変更に至りました。

ぜひ、3つの環境を上手く組み合わせて上達を加速させてほしいと思います。

そして、来週末1/27(日)は小学生三大大会の1つである小学生名人戦の千葉県予選!重要な大会で子供達の成長を見れるのがとても楽しみですね(^^)